最近の 外付けHDD 等には、「USB 2.0」や「IEEE 1394」という
インターフェースが利用されていることが多いが、
果たして どちらの転送速度が速いのか?
「USB 2.0」 も 「IEEE 1394」も
最近の PC に よく装備されているシリアル系の外部インターフェースである。
「USB 2.0」とは、従来の 、USB 1.1 のバージョンアップ版の規格。
USB 1.1 が最高でも 12Mbps であったのに対し、
USB 2.0 では、 480Mbps まで対応している。
一方、「IEEE 1394」は 次世代の高速なSCSI規格として制定され、
転送速度としては 100Mbps、200Mbps、400Mbps が規格化されている。
また「FireWire」や「i.Link」と呼ばれているものも
この IEEE 1394 のことである。
ここでこれらの規格のスピードをまとめてみると、
- USB1.1 : 12Mbit/秒 (1.5MB/秒)
- USB2.0 : 480Mbit/秒 (60MB/秒)
- IEEE1394 : 400Mbit/秒 (50MB/秒)
となる。
この結果からすると、規格上では USB 2.0 が最も高速なインターフェースと言えることになる。
では、実際に USB 2.0 と IEEE 1394 とを 比較してみるとどうなるのか?
ASCII24 の 製品評価記事で、
ちょうど USB 2.0 と IEEE 1394 とを比較しているものがみつかった。
「
高速な転送速度と使いやすいバックアップ機能Seagate純正の外付けHDD「160GB External Drive 1394/USB」」
がそれだ。
この記事のベンチマークでは、1394 の方が USB2.0 に比較して 若干速い という結果が出ている。
また、ちょっと古い記事ではあるが、
MYCOMジャーナルの
「
期待のハイスピードUSB対応機器の実力を探る(2001/7/6)」
という記事も参考になる。
まだ、USB2.0 が出始めのころの記事であるはが、
この記事のベンチマークでも、IEEE1394 の方が USB2.0 に比較して 若干速い という結果が出ている。
【参考リンク】
カテゴリー:
Device
2006年10月25日 22:18
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