「Motorola E815」の使い方シリーズ、第7弾。
この「Motorola E815」には、
「iTAP」と呼ばれる文字列入力方法が装備されているようだが、
それについて調査してみた。
「iTAP」について調査してみると、
これは、米モトローラ(Motorola)社が開発した携帯電話向けの文字入力システム。
英語はもちろんだが、日本語、その他の多くの言語に対応しているらしい。
基本的な考え方は、
英語の場合、その文字が刻印されているキーを、
日本語の場合は子音文字のキー
のみの押してゆき、
日本語のカナ漢字変換のように画面下部に
候補となる単語を逐次表示して
その中から選択してゆく入力方法だ。
このように説明してもわかりずらいので
従来の「Tap Method」と対比させながら例を挙げてみよう。
例えば、典型的なアメリカ人の名前で
「Smith」と入力する場合。
従来の「Tap Method」であれば、
- [7PQRS]キー ×4回
- [6MNO]キー ×1回
- [4GHI]キー ×3回
- [8TUV]キー ×1回
- [4GHI]キー ×2回
と合計 11回のキー操作が必要となる。
一方「iTAP」の場合、
- [7PQRS]キー ×1回
- [6MNO]キー ×1回
- [4GHI]キー ×1回
- [8TUV]キー ×1回
- [4GHI]キー ×1回
と5回キーを打てば、画面下に 「Smith」という単語候補が表示されるので
後は「OK」ボタンを押せば確定される。
この例では、このように約半分のキー操作で入力が完了する。
すでに単語登録されているような単語や人名の入力には非常に効果が高い。
しかし、私のように、アメリカにいる日本人が使用するとなると、
コンタクトに日本人の名前をローマ字入力することが多くなるので、
この場合は「Tap Method」の方が都合がよいようだ。
もちろん「iTAP」でも、1文字ずつの入力も可能なので、
一度試してみてはいかかだろうか。
【参考リンク】
カテゴリー:
携帯電話
2006年10月 1日 22:34
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