「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」として
参加者の皆さんへ。
今回も前回に引き続き、スタンフォード大学キャンパス内の施設を紹介。
バイオ研究の拠点「JAMES H. CLARK CENTER」について。
この「JAMES H. CLARK CENTER」という施設の名前にも
「JAMES H. CLARK」という人名が拝されている。
では、どのような業績のあった方かというと、
元 スタンフォード大学コンピュータ工学の教授にして、
シリコン・グラフィックス(SGI: Silicon Graphics, Inc.) の創始者。
SGI と言ってもピンとこなければ、
ブラウザーで一世を風靡した Netscape の創始者といえば、
なんとなくご理解いただけるかもしれない。
この施設は、スタンフォード大学の「Bio-Xプログラム」の拠点となることを目的に建てられている。
「Bio-Xプログラム」 とは、バイオやメディカルに関する
多分野にまたがる学際的な研究プロジェクトのことである。
そのため、この建物自身を「Bio-X」とか「Bio-X Center」とか呼んだりもしている。
この施設は2つの建物が向き合ったような形をしており、
その内側の壁は全面ガラス張りで、
各階のテラスを歩くだけでも研究室の中の様子が見えてしまう、
という開放的な建物。
ガラス越しではあるがスタンフォードの研究者の
雰囲気を感じ取ることができる。
ちなみに、
以前のブログ「
シリコンバレー バス・ツアーの日」
にもあるように、昨年の「鹿児島大学シリコンバレーオフィス オープニング・セレモニー」 のための
本学からの視察ツアーの際にも、
この JAMES H. CLARK CENTER の地下にある講堂で
医学部の西村俊彦先生 と 産学官連携コーディネーターである金松洋子さん に
ご講演を行っていただいている。
【参考リンク】
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14:11
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「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」として
参加者の皆さんへ。
今回は、「GATES COMPUTER SCIENCE」について。
前回のブログで紹介した、
「
William R. Hewlett Teaching Center」
と
「
David Packard Electrical Engineering Building」
の道を挟んだ対面に、
「
GATES COMPUTER SCIENCE」
というコンピュータ学科の建物がある。
この建物の名前の「GATES」とは、
あのマイクロソフト(Microsoft)社を創設したビル・ゲイツ(Bill Gates)氏の名前から名付けられたものだ。
この建物の地下には Googleの一号機PCが展示してある。
ちなみに、このPCの筐体はレゴ(LEGO)のブロックで作ってある。
これは今年春頃の記事
「
グーグル、LEGO風のデザインを採用した検索アプライアンス『Google Mini』を発表」 にもあるように、
彼らはLEGOを相当 意識しているようだ。
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22:57
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「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」として
参加者の皆さんへ。
前回、「
HPガレージ (HP garage)」に
ついてだったので、それにちなんで、
スタンフォード大学のキャンパスにも
ヒューレット氏 と パッカード氏 の名前が付けられた建物があるので、
今回はそれについて。
スタンフォード大学(Stanford University)の キャンパスについては、
以前のブログ「
スタンフォード大学の地図
」にあるように、
キャンパス地図のPDFファイルがあるので、それを事前に印刷してツアー中に手元に置いておくと迷わずにすむ。
また、オンラインのマップとしては、「
スタンフォード大学 Searchable Campus Map 」
のページからいろいろな検索ができるので、これで行きたいところを事前に調べておくと便利。
特に工学部については、
「
スタンフォード大学工学部 Facilities Map」
という、学部内の建物を写真付きで一覧にしたページがあるので非常に参考になる。
この表に
「
William R. Hewlett Teaching Center」
と
「
David Packard Electrical Engineering Building」
を見つけることができると思う。
また、この二つの建物の間に有名な「石の時計」がある。
Hewlett Teaching Center の方は、講義室ばかりなので中に入ってもほとんど見るものはないが、
一方、David Packard Building の方には、カフェテリアや、
ロビーにはいくつかの展示品があるので見学してみると面白い。
入口を入ってすぐのところには、
HP社としての最初の製品である「モデル200A(Model 200A)」という音声発振器が飾ってある。
この発振器を ウォールト・ディズニー・スタジオ(Walt Disney Studio)
が 8台買って 映画「ファンタジア(Fantasia)」の
サウンド・システムを構築したのも有名なエピソード。
その他、奥にはパラボラアンテナの模型なども展示してある。
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22:28
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「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」として
参加者の皆さんへ。
今回はシリコンバレー発祥の地とも謳われている「HPガレージ (HP garage)」。
ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)社 は、
共に スタンフォード大学(Stanford University) で ターマン(Terman)教授 の教えを受けた
ウィリアム・ヒューレット(William Hewlett) と デイビッド・パッカード(David Packard) が
1939年に設立したことでことで有名であるが、
彼らが創業したガレージが今でも残っている。
彼らは、ビジネスを始めるにあたり、はじめからガレージ付きの家を探していたらしい。
このガレージのある家のアドレスは「367 Addison Ave., Palo Alto, CA 94301」
パロアルトの閑静な住宅街の中にある、一見ごく普通のお家。
もし目の前を通っても、そこが HPガレージ と知らなければ、
間違いなく気付かずに通り過ぎてしまうような所である。
また、ガレージは家の裏側にあり、中に入ることはできない。
家の門のところから、ガレージの扉が見えるだけである。
それでも、このガレージは
「シリコンバレー発祥の地 (Birthplace of Silicon Valley)」として
1989年、カリフォルニア州の史跡に正式に登録されており、
家の前には その標識が立てられている。
その後、2000年にこの家はHP社によって買い取られ、
2005年には修復工事が行われた。
このガレージの説明と簡単な地図、そしてHP社の歴史をまとめた「
HPガレージのパンフレット(PDF)
」があるので、訪問前にこれをプリントしておくと便利。
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22:38
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参加者の皆さんへ。
今回は「サン・アントニオ ショッピング センター (San Antonio Shopping Center)」。
ここは、皆さんのホテルに近いところなので、ご紹介しておきます。
この サン・アントニオ ショッピング センター は、
マウンティン・ビュー(Mountain View) にあるが、
ロス・アルトス(Los Altos) や パロアルト(Palo Alto) との
境界にも面している。
通りでいうと、
エル・カミノ・リアル(El Camino real) と、それに 直交している
サン・アントニオ ロード(San Antonio Rd)とのコーナーにある。
この ショッピング センター の名前は、この
「サン・アントニオ ロード(San Antonio Rd)」という
通りの名前から名付けられている。
この ショッピング センター には、
白物家電や工具も扱っているデーパートの
シアーズ(Sears)
や
ドラッグストアの
ライト・エイド(Rite Aid)
、
アパレルや日用雑貨の
マービンズ(Mervyns)
等が入っているが、
興味深いのは、この他に、アメリカを代表する大手流通チェーン店が
通りひとつを挟んで競争していることである。
具体的にいうと、ショッピング センターの北側では、
カリフォルニア・ストリート(California St.)を挟んで
アメリカを代表するとグローサリー・ストアである
セイフウェイ(Safeway)
と
アルバートソンズ(Albertsons)
が向かい合っている。
更に東側では、
シャワーズ・ドライブ(Showers Dr.)を挟んで
アメリカを代表するとディスカウント・ストアである
ウォルマート(Wal-mart)
と
ターゲット(Target)
が向かい合っている。
これだけのショップが集中していても共倒れにならないのは、
この付近の住民にそれだけの購買力があるからなのであろう。
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22:44
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「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」として
参加者の皆さんへ。
今回は「バリーフェア・ショッピング・センター(Valley Fair Shopping Center)」。
ここでツアー初日の昼食を予定しています。
この「バリーフェア・ショッピング・センター(Valley Fair Shopping Center)」は、
シリコンバレーでも 最も大きく、かつ 人気の屋内型ショッピング・モール。
ウィーク・デーでも いつも賑わっていますし、
特に休みの日は広い駐車場なのに 車が停められないほどの人気。
このモールには、macy's や NORDSTROM といったデーパートから
アパレル、ファッション系はもちろん、
Sharper Image, Apple Store, Sony Style 等のガジット系から
高級ブランドまで、沢山のショップが揃っています。
今回のツアーでは、初日サンノゼ空港到着後すぐに このショッピング・モールに来る予定です。
このショッピング・モールの
2階中央に飲食店が集まった「フード・コート(Food Court)」があります。
ここで自由時間としますので、各自、お好きなお店で お好きな物を 食べてください。
Valley Fair Dining ページ に
飲食店のリストがあるので、それを事前に参照のこと。
集合時間までは自由行動としますので、モール内を探検してもOK。
ただし、相当に広いので迷子になったり集合時間に遅れたりしないように。
Valley Fair 館内案内図(pdf) が
あるので、それを印刷して持っておくと事前に予習ができるし、迷っても安心。
それからチョットおまけ。
今後、同様のツアーやお客様へのアテンド等を企画される方へ。
Valley Fair 敷地内の北東部にある PARKING STRUCTURE C の2階に車を停めると
フード・コートのすぐ横の出入り口にアクセスできます。
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22:03
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「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」。
今回は訪問先ということではないが、昨日紹介したサンノゼ空港の
正式名称
「Norman Y. Mineta San Jose International Airport」の
「Norman Y. Mineta」氏について。
サンノゼ空港の正式名称は「Norman Y. Mineta San Jose International Airport」であったが、
そこに付けられている「Norman Y. Mineta」というのは 人名であり、
ラスト・ネームの「Mineta」からわかるとおり 日系人のお名前だ。
アメリカの空港には その空港や地域への功績のあった方の名前を
先頭につけている空港が多い。
サンノゼ空港の名称に採用されている
ノーマン・ヨシオ・ミネタ(Norman Yoshio Mineta) 氏は、
サンノゼ生まれの日系人で、
1971年から1975年までは サンノゼ市の市長を務めておられた。
その後、カリフォルニア州選出の下院議員、
商務長官(Secretary of Commerce) を歴任後、
この7月まで運輸長官 (Secretary of Transportation)
の任に着いておられた。
このように、ブッシュ政権の要職に就いていたので、
日本のテレビでも Mineta 氏の お顔を見たことがあると思う。
Mineta 氏の詳細については
Wikipedia の「Norman Mineta」氏のページ
をご覧いただきたい。ここには写真もあるので、それを見れば、
見覚えがあると思う。
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