「第3回鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー 訪問先紹介シリーズ」として
ここ何回か続けてきているが、
今回はその補足として、アメリカにおける人名のニックネームについて。
ここ何回かのブログで、人名のついた建物などを紹介してきているが、
いろいろ調査していると、どうしてもアメリカにおける人名のニックネームのことについての
予備知識がないと、読者(今回のツアー参加の皆さん)に理解してもらうのが
難しいような気がしてきた。
そこで、今回は今までの例を元に、ニックネームについてまとめて見ることにした。
例えば、
先日の私のブログ「
HPガレージ (HP garage)
」では、
HPの創設について
ウィリアム・ヒューレット(William Hewlett) と デイビッド・パッカード(David Packard) が 1939年に設立した
と書いたが、
HP社の歴史をまとめた「
HPガレージのパンフレット(PDF)
」をみてみると、
Bill Hewlett and Dave Packard
と書いてある。
もうお判りと思うが、このように「ウィリアム(William)」というファースト・ネームは
「ビル(Bill)」というニックネームで呼ばれることが多い。
だらか、「ウィリアム・ヒューレット(William Hewlett)」のことを
HPのパンフレットでさえ「ビル・ヒューレット(Bill Hewlett)」と言ったりする。
また、「デイビッド(David)」というファースト・ネームは
「デーブ(Dave)」というニックネームで呼ばれることが多いので、
「デイビッド・パッカード(David Packard)」は「デーブ・パッカード(Dave Packard)」と表現される。
「Bill」の他の有名な例として、ウィキペディアを調べてみると、
第42代大統領であったビル・クリントン(Bill Clinton)の 正式な名前は
「William Jefferson "Bill" Clinton」となっているし、
マイクロソフト社の創始者ビル・ゲイツ(Bill Gates)の正式な名前は
「William Henry "Bill" Gates III」となっている。
ということで、前回ブログの「
JAMES H. CLARK CENTER
」の「James Clark」にしても同様で、
「ジェイムズ(James)」が「ジム(Jim)」というニックネームに置き換えられ、
「Jim Clark Center」と呼ばれることが多い。
このようなニックネームについて、まとめてあるサイトはないものかと探してみると、
さすがインターネット、ありました。
「
英語のニックネーム(人名)小辞典」
というページに一覧としてまとめてあった。
これを一通り見ておくと、アメリカ人の名前のパターンやそのニックネームの関係がわかってくる。
【参考リンク】
カテゴリー:
鹿児島大学シリコンバレーツアー
15:03
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