スバーク・プラグ復旧 シリーズ。
前回のブログ「
硬い金属はいったいどうやって削るのか」で
ドレメル(Dremel)の「Cut-off Wheels」という替え刃で削れそうだというところまで書いた。
しかし、いくら小型のドレメル(Dremel)と言えども、このままでは刃先を
エンジンブロックの奥にある
スクリュー・エクストラクター に接触させることができない。
そこで、ドレメル(Dremel)の周辺機器を調べてみると、
回転軸をLの字型に曲げる「
575 Right Angle Attachment」という物があることがわかった。
写真から寸法を判断するに、意外と大きい。もう少し小さいと良いのだけれど。
エクストラクターがスタックしているプラグ・ホールの手前側には
少しだけ空間があるので、この「Right Angle Attachment」を使えば
研削が可能なのかもしれないが、どちらにしても非常に微妙である。
やってみなければ わからない状況なので、
これも買ってみることにした。
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22:56
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以前のブログ「
JTPA技術交流会 (20060320)」で
技術交流会の活動の場としていた岐阜県シリコンバレー事務所が閉鎖になったことをお伝えした。
その後、適当な場所も見つからず活動が休止状態だったのだが、
この度、主力メンバーの方が、今回に限りご自宅を技術交流会の活動場所として
ご提供していただくことになり、私を含めた常連4名があつまった。
お庭ではバーベキューを提供いただき、中でも
ハワイアン・ソルトで仕上げたチキンは最高であった。
今回の話は、シリコンバレーの最新の動向、と言うよりも、
皆それぞれ、どうやってアメリカに渡ってきたのか、とか、
昔いじっていたマシン(コンピュータ等)は何だったか、とか
どちらかと言うと古い話の方が多かったかも。
また、お庭には大きなプールもついており、そのわきにはジャグジーもあった。
ご主人のUさんと、海パンを持って来ていた準備のいいMさんは、
プールで泳いだり、ジャグジーに浸かったりと 行ったり来たりしてした。
私ともう一人のSさんはフット・バスとして ジャグジーに足だけつけさせてもらった。
ジャグジーの上には専用の照明がついていたのだが、
これがタイマーになっており、皆で話をしていると途中で切れてしまった。
偶然 暗くなって気づいたのだが、夜空には沢山の星がきれいだった。
それから しばらく薄暗い中、4人で星を眺めながら、シリコンバレーの今後を語った。
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22:05
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サッカー・ワールドカップ 日本vsブラジル戦があって、
結果はご存知のとおりだ。
例のごとく素人の私が試合内容について語っても仕方がないので、
試合を見る側、つまり 観戦のしかたについて考えてみたい。
この ブラジル戦、 ドイツの現地時間では 午後9時試合開始。
こちらシリコンバレーの時間では お昼の12時からだったのだが、
日本時間では、23日午前4時からである。
これって、普段なら みんなが寝静まっている時間。
そんな時間に スタジアムに集まって観戦しているサポーターがいる、というのがズゴイ。
讀賣新聞の記事「
泣くなサムライ、次がある…W杯、無念の終幕
」から
それに関する部分を引用させていただくと、
試合の中継を大型スクリーンで放映した「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市)には、約2500人のサポーターが集結。
序盤からブラジルに押される展開で、日本のピンチには実況のアナウンスがかき消されるほどの絶叫が響いた。
とある。
午前4時に2500人のサポーターがスタジアムに集まるというのには驚き。
私は「さいたまスーパーアリーナ」なんて行ったことないので
周辺の状況は知らないが、そんな夜中に走っている電車なんてないだろうから、
集まったサポーターの方々は、前の晩に移動しておいて、
そのまま寝ないで観戦していたのであろう。
皆さん 凄いエネルギー。
こんなことを可能としたのはインフラ整備の恩恵もあると思う。
その昔、スタジアムに大型スクリーンなんて存在していなかった。
海外の試合をスタジアムに2500人が集まって観戦なんて、
今から20年前には考えられなかったことである。
現在では、スタジアムに大型スクリーンが付いているのが当り前。
このようにテクノロジーの進歩があったればこそ、
可能になったスポーツ観戦の方法なのであろう。
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22:22
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スバーク・プラグ復旧 シリーズ。
前回の実験で、
単なる接着剤による接着では力が足りないことがわかった。
その対応策を考えてみる。
接着のような化学的な処理では力が足りないので、何らかの物理的な処置、
つまり、折れたスクリュー・エクストラクターを削って
何かを引っかけて回せる形にする必要がある、ということがわかった。
しかし、エクストラクターの外形を正確に四角や六角に削るのは至難の業である。
加えて、スクリュー・エクストラクターは、
ネジに噛み込んでゆく程に硬い、焼きの入った金属である。
以前 削ったナットは金属的には柔らかいのでヤスリで削ることができた。
しかし、エクストラクターのような硬い金属を削れるヤスリなどない。
自分には「削る = ヤスリ = 金属 = ヤスリより硬い金属は削れない」という発想しかなかった。
そこで、硬い金属はいったいどうやって削るのか考えてみた。
そういえば、刃物は砥石で研いでいる。
つまり硬い金属はそれよりも柔らかい石で削るのが常套手段なのだ。
これを思いつくには、自分的には発想の転換が必要だった。
調べてみると ドレメル(Dremel) の替え刃の中に「Cut-off Wheels」という
砥石を小型の円盤形に固めたようなモノがあって、
硬い金属でも切ることができる。
これは、私の持っている ドレメル(Dremel)・セット の中にも入っていて、
今までも、結構硬い金属をこれで切ってきたことを思い出した。
これを使って、エクストラクターを削ってみようと思った。
しかし、いくら小型のドレメル(Dremel)と言えども、このままでは刃先を
エンジンブロックの奥にある
スクリュー・エクストラクター に接触させることができない。
この解決方法を探さなくてならない。
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10:45
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スバーク・プラグ復旧 シリーズ。
折れて つかみどころがなくなってしまった スクリュー・エクストラクター を回すために
六角ナットを実際に接着してみた。
使った接着剤は、以前のブログ「
J-B WELD」
で紹介したモノ。
「WELD (溶接する)」 という名前がついている
ぐらいだから さぞかし強力なのだろう。
本番の前に、テストがしてみたかったので、
たまたま 家に壊れた ハサミがあったので それを試しに接着してみた。
結果は確かに強力に接着されて 元通り使えるようになった。
これは期待ができそうである。
前回のブログ「
ドレメル (Dremel)」
での説明のとおり、六角ナットの内径を削って
スクリュー・エクストラクターにピタッと接触するようにできたので、
それらを接着してみた。
これが固まれば、スクリュー・エクストラクター を
六角ソケットを使って回せるようになる。
接着剤の説明書には、24時間したら完全にくっつきます、とあったが、
念を入れて 接着後 まる2日間 待ってから試してみた。
スクリュー・エクストラクター は左回しで食い込んで行くようになっていたので、
それを外すためには 右回しに力を掛ける必要があった。
実際にラチェット・ハンドルを使って右回しに力を掛けてみると、
「ポキッ」という音がしてから、後は 空回りを始めてしまった。
あ〜あ、やっぱりダメか。
さすがに接着剤では 溶接するほどの力は出ないようだ。
さて、次の手を考えてみよう。
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22:10
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スバーク・プラグ復旧 シリーズ。
以前のブログ「
J-B WELD」で、
折れて、つかみどころがなくなってしまったスクリュー・エクストラクターを回すために
六角ナットを接着することにした、と書いたが、
そのためには、六角ナットを削る必要がでてきた。
そんな金属を削る際に 活躍するのが 「
ドレメル(Dremel)」 である。
折れた スクリュー・エクストラクター の直径より
内径が少し小さい 7/16 インチの ナットを買ってきた。
このままでは差し込めないので、このナットの内側(ネジ部分)を削り落として、
スクリュー・エクストラクター の直径とナットの内径を一致させる必要がでてきた。
研削には 持っていた
ドレメル(Dremel) を使った。
この ドレメル(Dremel) とは、
付け替えできる刃を高速回転させて、金属、木、プラスティック等を
切ったり、削ったり、磨いたり、何でもできる 万能電動工具。
例えは悪いが、歯医者さんが歯を削るときに使ってる機械を
もっと大きくして一般的は木工や金属加工に使えるようにしたもの、
と言った感じ。
ここアメリカでは、何処の金物屋さんに行っても
ドレメル(Dremel)の専用のコーナーが設けてあって、
ドレメル(Dremel)本体はもちろん、その 多種の替え刃や
他の付属部品が簡単に入手できる。
しかも安い。60〜70 ドル出せば、一通りのセットが買えてしまう。
これに相当する工具は日本にあるのだろうか?
ドレメル(Dreme)のホームページには 取り扱っている国々が選択できるが、
そこに日本は含まれていない。
もちろん輸入販売はされているであろうが、
少なくとも、私は日本国内で見たことがない。
ということは、本体や ましてや周辺部品の入手が容易とは言えない。
また日本の電動工具メーカーで、ドレメル(Dreme)と同じように、
安くて、周辺部品が豊富で、しかも 何処でも入手可能なモノが
あるのだろうか?
このドレメル(Dremel) を使って、
ナットを削るのが20分でできてしまった。
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22:28
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讀賣新聞に
「
クロアチア戦、視聴率は52・7%…今年最高を記録
」という記事があった。
これによると、日本対クロアチア戦の瞬間最高視聴率は68.6パーセント。
ひらたく言うと、10人のうち7人が見ていることになる。
これって、驚異的な数字で、
テレビが見られる状態にあった人のほぼ全員がみていた、
と考えられる数字である。
過去にこれほどまでに日本国民全員が熱狂するイベントがあったであろうか?
サッカー・ワールドカップに、国民全員が賛同し、
また、これを機会として国際交流が図られるのは嬉しい限りではあるが、
ある意味、ひとつのスポーツイベントに国家全体が振り回されるというのは
考え方によっては恐ろしい時代になったものだ。
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22:49
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