スクリュー・エクストラクター を使って
途中で折れた スパーク・プラグ を取り除くにあたり、
プラグが破断した時と同等かそれ以上のトルクで回す必要があるようだ。
前回のブログでふれた様に、
手持ちの工具の組み合わせで スクリュー・エクストラクターを
回してみたのだが、私の力ではどうしても回らない。
しかし、とにかく外せないと廃車になってしまう。
背に腹は替えられない、ということで、
オーバートルクだろうがなんだろうが
トルクをかけて回さないといけない。
そのための新たな道具が必要となった。
そこで買いそろえたのが「
T型ハンドル(Slide Bar Handle)」
柄の部分が真ん丸い棒状になっているため、
ここに鉄パイプを通して、柄を延長することができ、
その分強いトルクを掛けることができる。
また、鉄パイプとして、いつもお世話になっている近所の金物屋
OSH(Orchard Supply Hardware) から
いろんな長さの水道管を買ってきた。
最も長いもので1mぐらい。
これがあれば、力のない私でも、相当なトルクがかけられそうだ。
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22:36
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スクリュー・エクストラクター を買ってはきてみたが、
問題点は ヘッド部分が四角形になっていること。
さて、どうやって回そうか?
前回のブログでも書いたとおり、
スクリュー・エクストラクター は
ねじ山を切る タップやダイス の仲間として開発されているので、
そのシキタリに従ってヘッド部分が四角形になっているようだ。
タップ用のレンチでも ちろんグリップできるのだが、
これでは高いトルクが掛けられない。
それに、スパーク・プラグが入っていた
エンジンブロックの奥まったところで使用しなければならないのだが、
タップ用のレンチにスクリュー・エクストラクターをかませてもそこまでは届かない。
つまり、何らかの方法で延長する必要があるわけだ。
世の中にはその辺を配慮して、
六角レンチで回せるように、ヘッド部分も六角になっている
スクリュー・エクストラクター もあるようだが、
私のご近所では入手できなかった。
仕方ないので、手持ちのツールで いろいろ探してみたら、
10mmの12ポイントの六角ソケットが
どうにか引っかかってくれるようなので
あまり良いやり方ではないことは重々わかっているのだが、
今回はこれを使って回してみることにした。
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シリンダー・ヘッド内に残った スパーク・プラグの破片を取り除くために、
「スクリュー・エクストラクター (Screw Extractor)」を使ってみようと思う。
先日のブログ「
壊れたプラグの外し方」で
「スクリュー・エクストラクター」というモノが存在していることがわかった。
いろいろ調査しみると、この スクリュー・エクストラクター とは、
ねじ山を切る タップやダイス の仲間として分類されており、
その手の道具を作っているところが主に供給している。
いくつかの会社が作っているようだが、
昨日のブログでふれた「
バーモント・アメリカン(Vermont American)」でも
作っているみたいで、
スクリュー・エクストラクターの一覧ページ がある。
このページをみてわかるとおり、
左巻きにスパイラルをしたタイプ と
四角で 四つ角に左向きに歯がついているタイプ の
大きく二つのタイプに分かれるようだ。
結局、近所の金物屋
OSH(Orchard Supply Hardware) で購入した。
買ったのは、
High Carbon Steel Spiral Flute Screw Extractors のページでリストされている中の
「No.5」。
抜き取りたいプラグの破片に既に空いている穴の径から選んでみた。
さて、これを使って取り外せるかどうか、これからやってみよう。
【参考リンク】
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OSH とか Home Depot とかの 近所の金物やに行くと、
ドリルの歯 や ジグソーの歯 を数多く取り揃えている
「
バーモント・アメリカン(Vermont American)」というブランドがある。
ブランド名にも「American」とあるし、
製品にも「USA」と大きく刻印されているので
てっきり純粋なアメリカの会社だと思い込んでいた。
ところが、製品の裏に書いてある会社名をよく見てみると
「Robert Bosch Tool Corporation.」
となっている。
「ボッシュ」って、
自動車部品や電動工具で有名はドイツの会社ではあ〜りませんか。
Vermont American のウェブページの社歴
を見てみると、
元々はアメリカの会社だったが、
ボッシュに買収され、現在のところ
Robert Bosch Tool Corporation.
となっているようだ。
ボッシュは電動ドリル等の電動工具も作っているので
それらに用いる ドリルの歯や のこぎりの歯の会社を
買収しても 全く おかしくはないのだが。
ボッシュの躍進を垣間見た気がした。
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前回のブログで 浸透潤滑剤、特に 固まったネジを外すための浸透力の高いオイル
について予習してみた。
この情報を元に近所のショップをいろいろ回ってみたのだが、
なかなか思い通りの製品がおいてなかった。
PEP Boys や KRAGEN も回ってみたが、前回のブログで取り上げたような
製品は置いてなかった。
そこでと思い、店員に聞きてみて 薦められたのが
「
PB Blaster Penetrating Catalyst 16-PB」
今回、改めて 浸透剤を探してみて気づいたのだが、
今まで見たことも聞いたこともなかった。
しかしながら 結構 有名な商品のようだ。
それにしてもラベルがチョット怪しげ。
なにやら いろんなことがゴチャゴチャ書いてある。
お目当ての製品は店頭には置いてないし、
一応、店員のお薦めなので、これを一本買って使ってみることにする。
使用感は、別途レポートさせていただこう。
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前回のブログで「Lubricant」と「penetrant」という2つの言葉の勉強をしたが、
これを基に、固まったネジを外すための浸透力の高いオイルを探してみる。
アメリカで入手可能な 浸透潤滑剤 を作っているのは
私が思いつく限り、以下の3社。
私の個人的は印象だが、日本では潤滑剤としては
「
KURE 5-56」
が最も有名なような気がするが、
ここアメリカの店頭では「WD-40」の方が有名である。
この「WD-40」、何処の金物屋さんにも置いてあり、最も入手しやすい。
一般的な潤滑剤としては問題ないが、
ネジ専用という雰囲気ではない。
ウェブページをみるてみると
3-IN-ONE Professional
というブランドでいくつかの専門的は製品があり、
そこに「HIGH-PERFORMANCE PENETRANT」というスプレーが紹介されているが、
この製品は店頭でみたことがない。
それから「GUNK」。ここは「Liquid WRENCH」というブランドで有名で、
特に GUNKの浸透潤滑剤については
「
Lubricating & Penetrating Oils/Greases」
で一覧で見ることができる。
このページを見てみると、
「L412_6 LIQUID WRENCHR Penetrant & Lubricant L4」というスプレーが なんか凄そう。
最後にCRC。
日本にいるときから
KURE 5-56
を使ってきたよしみから、私は個人的には好きなのだが、
実はアメリカでは取り扱っているショップが結構限られている。
ちなみに私が普段、汎用の潤滑剤として使っているのは
「
Heavy Duty Silicone Lubricant」
これはシリコン主体で油っぽくなくて大変気に入っている。
で、CRC のウェブページで調べてみると、ネジ専用の浸透剤 としては
「
Ultra Screwloose Super Penetrant」
が 製品の名前からしても 凄そう。
だが、はたして入手できるかどうかが疑問。
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前回からネジの話になったが、
固まったネジを外すには、回りやすくするオイルも必要。
そんなオイルを探すときに必要な 二つの単語、
それが「Lubricant」と「Penetrant」
まず「lubricate」の意味が「機械などに油をさす」という意味。
そしてその名詞形「lubricant」が「潤滑油・潤滑剤」の意味になる。
以前のブログで取り上げた「
KURE 5-56」などが「Lubricant」にあたる。
それから、「penetrate」の意味が「浸透する・染み込む」と言う意味。
そしてその名詞形「penetrant」が「浸透剤」の意味となる。
潤滑剤 も 浸透剤 も似ているし、
場合によっては「浸透潤滑剤」の様に表記されていることもあるが、
特に固まったネジを外す際は、潤滑性能が高いモノを使った方がよいようだ。
さて、これからできるだけ強力な「浸透剤」を探すことになる。
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