以前のブログでカーエアコンのしくみについて書いたが、
「冷媒」であるフロンガスについてチョット勉強していると必ず行き当たる言葉がある。
それが 「R12」 と 「R134a」 である。
この R12 と R134a は共に
車のエアコンの冷媒として使われているフロンガズの種類である。
昔の車は 間違いなく R12 が使われてた。
この R12、化学的に安定で、耐久性にすぐれ、引火性、腐食性、毒性がない、
また沸点が −30℃ と 冷媒としては優れたもっていた。
ところがこの R12 は 構成分子に塩素を含んでいるいるため
オゾン層破壊につながることが証明されてから
代替物質に代えることになった。
そこで搭乗してきたのが R134a という種類のフロンガス。
こちらは 塩素分子を含まず、しかも基本的な性質は R12 と同じ。
しかし微妙に性質の異なるところがあり、
そのまま入れ替えることはできないそうだ。
最近の車では、間違いなくR134aが使われており、
また、カーショップに売っている 冷媒も R134a ばかり。
チョット古い車を持っている場合、まず、R12 と R134a の
どちらの冷媒がつかわれているか。
もし、古い車で R12 が使われていた場合、
エアコン・システムの冷媒が減ってきて
それを充填する必要が出てきた場合、はたして どしたらよいのか?
今後、その辺についても調査してみたい。
ちなみに、私の 1989年製の車「
GEO Spectum」には R12 が使われていた。
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22:55
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