昨日からの続きで、急に故障してしてしまった
ソニーのAVアンプの実際の修理の様子についてのレポート。
やっとの思いでオーディオ・ラックから取り出したAVアンプ、
まずは蓋を開けてみた。
本体内中央には大きな放熱版がかなりの面積を確保している。
そして左側にトランスがある。
先ずトランスを外した。というか、トランスを外さなければ、他の基板が外せない状況であった。
アンプは、何と言ってもトランスが重い。
多分、本体重量の70%がトランスが閉めていたであろう、と感じられた。
本体ユニットは いくつかの基板から構成されていたが、
最も怪しい 電源・パワーアンプ系 の基板を
本体ユニットから外して見てみると、
その上に茶色く変色している部分が2箇所 発見できた。
そこは 2W 100Ωの抵抗が 一箇所に4本づつ、合計8本の抵抗が配置されていた。
しかもその4本は2本づつ並列に使っている。
わざわざ回路を並列に組んであるということは、
結構大きな電流が流れることが前提に設計されているようだ。
おそらく動作中、相当 高温になっていると推察される。
そして、その周辺のハンダの状態を見てみると、
表面の輝きがなくなっており、小さなブツブツが現れていた。
典型的な「半田クラック」である。
半田クラックについては、以前のブログ
「
半田クラック」でご紹介したブラウン管ディスプレーの修理の方法と同様である。
今回はAVアンプではあるが、
電気部品が高温なるという点においてはまったく同じである。
早速、修理作業に取り掛かった。
抵抗自身が焼き切れている可能性もあるので、
ハンダ吸い取り機で、ハンダを吸い取って、問題の抵抗自身を基板から外し、
1本1本 テスタでその値を測ってみた。
お蔭様で、焼き切れた抵抗はなかった。
今外した抵抗をハンダ付けし直した後、
バラしていた板基板を組み直した。
この状態でフタをあけたまま、
(今回のAVアンプには光センサーは使われていないので、
フタを閉じなくても大丈夫。 「
VCRの修理(2)」を参照のこと[笑])
電源を入れてみると、幸運にも正常に動作し初めてくれた。
原因がハンダ・クラックだけだったようで、
部品の不良がなかったので助かった。
折角アンプをバラしているので、
以前からあったもう一つの故障の修理にもトライしてみることにした。
それについては別レポートで。
カテゴリー:
家電修理
22:08
| コメント (0)
| トラックバック (0)
もうカレコレ10年近く使ってきた 我が家のAVアンプ「SONY STR-G3」 が 突然 故障してしまった。
このソニーのAVアンプのリモコンは ちょうど「たまご」のような形をしている。
リモコンにはボタンが1個しかついておらず、
それを押すと画面にメニューとマウス・カーソルが現れる。
また、このリモコンにはジャイロ・センサーが内蔵されており、
リモコンの傾きを変えるとそれに応じて画面上のマウス・カーソルも動くので、
それでメニューをクリックすることにより、全ての操作が行えた機種であった。
その斬新なコンセプトで当時は注目されており、
リリース当初は 確か1000ドルぐらいで売っていた。
しかし、思うようには売れなかったのか、
しばらくすると、Fry'sの特売の際、新品でも250ドルくらいで売られていた。
当時、迷ったあげくこの「SONY STR-G3」を購入した。
実際に買った金額は安かったとはいえ、
ソニーが1000ドルの価格で発売した機種だけあるので、
自分ではそれなりの音がしていると思っている。
さて今回の故障の現象としては、
電源を入れると、一応 反応はするのだが、
しばらくすると「ブ〜ン」というハム音を立てはじめて、
画像も音も出ない、という状態。
この時点で「さすがに もう 寿命かな」と、半分はあきらめてしまった。
しかし、ダメ元と思い、修理をトライしてみた。
修理する、といっても、AVアンプとはAVシステムの「要」であり、
全てのAV機器の配線が集中している。
我が家のAVアンプに繋がっているモノをざっと挙げてみると、
VCR2台、DVD2台、カセットデッキ1台、それにスピーカーが5チャンネル。
それらの配線を全て外す必要がある。
また、毎度のことではあるが、PCにしてもAV機器にしても、
これらの機械のメンテナンスというのは、いつも「埃」との戦いである。
今回も、各AV機器とその配線一本一本を、埃を払いながら外していった。
結局、AVアンプをオーディオ・ラックから取り出すだけでも一仕事となってしまった。
さて、実際の修理については次回にレポートさせていただこう。
カテゴリー:
家電修理
22:50
| コメント (0)
| トラックバック (0)
今週は、デジタル・ハリウッド大学院 の学生の方々が
ベイ・エリアに滞在されており、
この日JTPAのスタッフとの交流会を持った。
今回来られた方々は学生さんとは言っても
既にそれぞれの業界でプロとして活躍されておられる方々で、
よりスキルを高めるためにデジハリ大学院で勉強されたり、
または、既に卒業されて研究員をされておられる方々ばかりであった。
もう少し具体的に言うと、
大手テレビ局のカメラ・製作の方、
CGエンジニア、
CGグラフィックスの会社を起業された方、
プロデューサーさん、ディレクターさん、女優さん、
などなど。
今回の皆さんの滞在目的は、
ベイエリアのある大学のプロモーション・ビデオを
デジハリとして作製することが目的で、
そのスタッフとして来られているそうだ。
それぞれの自己紹介、
デジハリの紹介、
JTPAの活動内容の紹介などを行った。
また、話の途中、デジハリの皆さんが作成された
デモのCGグラフィックの作品をいくつか見せていただいたが
どれもスゴイ作品ばかりであった。
さすがにプロの方々が作るモノは違う。
先方の都合でそれほど長い時間ではなかったが、
有意義な交流会だったと思う。
今回開催した交流会が、今後の デジハリ、JTPA 双方の活動に
何らかのかたちで役立たせることができることを期待したい。
カテゴリー:
JTPA
22:11
| コメント (0)
| トラックバック (0)
先日、ラジエターに液漏れ対策を施したので、
次にオイル交換となる。
先日のブログでも触れたとおり、
ストップ・リーク剤「Prestone Super Radiator Stop Leak」を投入
後、冷却水の量に注意していたのが、液量は減っていないようである。
このことから基本的にはリークはなくなったと考えられる。
そこで次にオイル交換である。
現在エンジンに入っているオイルは、
冷却水と混じった乳白色のドロドロ状態なので、
エンジン内を洗浄する意味も含めて、
安いオイルを一旦入れてから、
そしてしばらくしてから再度、通常のオイルに交換することにした。
そのため、普段はCastrolの合成オイルを使っているのだが、
今回は、
Pep Boys で売っていた中で
最も安いオイル「ProLine」というモノを購入した。
さて、実際のオイル交換だが、
先ほども書いたとおり、中のオイルはドロドロ状態なので、
交換には、もっと正確に言うなら、オイルの排出には
非常に時間がかかってしまった。
もちろん、オイル・フィルターも一緒に交換した。
時間は掛かったものの、オイル交換が無事終了して、
車を走らせてみたが 至って順調である。
冷却水もリークしていないようである。
カテゴリー:
車
22:33
| コメント (0)
| トラックバック (0)
前回のブログから引き続いて車用品や車部品のショップについて。
広告もしていないので あまり目立たない存在だが、
CarQuest
という全米規模のフランチャイズ・チェーンがある。
その内の一店
BOB'S AUTO SUPPLY
には行ったことがある。
ここはプロの修理屋も利用しているショップのようだ。
一般の客に対しても問題なく売ってくれるが、小売店のように店内はきれいではない。
いかにもプロ向け、といった感じ。
私も何度か実際に部品を購入したことがあるが、特殊な部品も良く揃っている。
もし、在庫がない場合でも翌日には取り寄せができると言っている。
それから専門店ではないが、
WalMart の
車関連の売り場。
品揃えも悪くないし、しかも安い。
基本的には、私はウォルマートで売っているものは
ウォルマートで買うようにしている。
最後に、
Sears のオート・セクション
昔からシアーズに車の部門があるのは知っていたが、
大したことはなかろうと、高を括っていた。
先日、ふと立ち寄ってみて、エンジン・オイルの値段を見てみたら、
上記のショップいずれよりも安かった。
つまり、ウォルマートより安かった、ということ。
それ以来、シアーズのオート・セクションに対する認識を改めた次第である。
【参考リンク】
カテゴリー:
車
22:38
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近、車についての話題が続いているので、
その一環として、私が日頃 車用品や部品をどこで買っているかについて。
まずは、
Pep Boys。
私が良く行くのは、
エル・カミノ(El Camino Real) と
スティーブンス・クリーク(Stevens Creek) にある店舗。
店舗の横にはサービス・センターがついているので、
オイル、タイヤ、ブレーキ 等の交換サービス
(私は利用したことはないが)は受けられる。
店内は非常に広く、品揃えも豊富。
それから、
Kragen。
おそらくフランチャイズだと思う。
各店舗はそれほど大きくないが、このショップは
モールや幹線道路など、至る所に結構 沢山ある。
ウェブ上では、www.Kragen.com へアクセスすると、
自動的に
www.partsamerica.com のサイトとなる。
このサイトは、よく出来ているので、部品をサーチするには便利。
最後に
AutoZone。
ここには、個人的にはあまり行くことはないが、
我が家の周辺では、キャンベル(Campbell) と サンタクララ(Santa Clara) に店舗がある。
ウェブサイト上でもオンライン・ショップをやっているので
部品を探す際には参考になる。
【参考リンク】
カテゴリー:
車
22:19
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ラジエター内の洗浄も無事済んだところで、
目的の液漏れ防止策に取りかかることになった。
そこで、以前に購入していた
「
Prestone Super Radiator Stop Leak」の取り扱い方をみてみる。
まず、ボトルの裏面には注意点として
「エンジンが冷えてない時は、ラジエターキャップは外さないこと。」と書いてある。
何度も書いているがラジエターを扱うときの最重要注意事項。
それから以下がボトル裏面にある使用方法。
【Prestone Super Radiator Stop Leak 使用方法】
- エンジンを切って冷ます。それからラジエターキャップを外す。(上記注意点を参照のこと)
- ボトルを振ってから中身をラジエターに注ぎ込む。
12クォーターズより大きなラジエターには2本必要。
ラジエターが満タンになっていることを確認する。
クーラント(不凍液)のタイプについてオーナーズ・マニュアルを参考にして
濃度が50〜70%の不凍液で満たす。
ラジエターキャップを元に戻してしっかり閉める。
- エンジンをアイドル状態にして、ヒーターを最高温度にする。エンジンの温度が通常状態になってから10分間待つ。
リーク(漏れ)がないか確認する。
もし、漏れが止まらなければ、メカニカルな修理が必要。
- エンジンを切って冷ます。ラジエターキャップを外す。液のレベルを確認する。
ラジエーターを満タンにする。
足りなければ、ラジエーターとリザーバー・タンクにクーラントを追加する。
ラジエターキャップを元に戻してしっかり閉める。
この説明書によると、「SUPER RADIATOR STOP LEAK」を
排出する必要はなく、クーラント液と一緒に入れたまま使うタイプのようだ。
なぜこんなことを書いたかと言うと、
CRCのストップ・リーク剤には、
ストップ・リーク剤を入れた後、
さらにその液を排出して、ラジエターを空っぽにしてから 24時間以上放置しろ、
という説明書きがある製品もあるからだ。
これはこれで、強力に穴を塞いでくれそうな雰囲気がするが。
どちらにしても、このてのケミカル物は
説明をよく読んでから使用する必要がある。
カテゴリー:
車
,
車整備の道具
22:28
| コメント (0)
| トラックバック (0)