昨日からの続きで、
AVアンプが全く動作しないという問題は解決できた。
そこで折角なので、以前からの小さな故障も修理してみる。
その小さな故障とは、
VCR2の音声チャンネルが不良になっていたこと。
どうしてもVCR2の音声だけが出なくなってしまっていた。
現象から、音声入力のコネクタ周辺のハンダ不良であろうと予想し、
その周辺の基板を外した。
AVアンプのコネクタ部分は、非常に多数のコネクタがついているので、
本体内部では基板が4階建てになっていた。
目標のVCR2の音声用コネクタは階数でいうと2階、
だから その階の基板を取り出すためには、
上から、4、3、2、と3枚の基板を外さなければならなかった。
基板を取り出してみると、確かにコネクタ部分のハンダが浮いているようであった。
テスタで 導通テストしてみても、やはりダメであった。
これは、以前使用したオーディオ・ケーブルに非常にキツイものがあったので、
それを無理やり抜き差しした際に、
コネクタの基板に無理な力が加わって
半田が外れてしまっていたらしい。
原因も特定できたので、その問題のコネクタを含め、
全てのコネクタ端子のハンダをやり直した。
その後、基板を組み直し動作テストしてみたが問題はでなかった。
判りやすい問題で、これまた幸運であった。
今回のAVアンプの故障は、全く部品交換することなく、半田を付け直すだけで
2つの問題の修理ができた。
これは大変幸運なことではあったが、
作業に相当に手間が掛かってしまって、これだけで ほとんど1日仕事になってしまった。
【参考リンク】
カテゴリー:
家電修理
22:15
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