もうカレコレ10年近く使ってきた 我が家のAVアンプ「SONY STR-G3」 が 突然 故障してしまった。
このソニーのAVアンプのリモコンは ちょうど「たまご」のような形をしている。
リモコンにはボタンが1個しかついておらず、
それを押すと画面にメニューとマウス・カーソルが現れる。
また、このリモコンにはジャイロ・センサーが内蔵されており、
リモコンの傾きを変えるとそれに応じて画面上のマウス・カーソルも動くので、
それでメニューをクリックすることにより、全ての操作が行えた機種であった。
その斬新なコンセプトで当時は注目されており、
リリース当初は 確か1000ドルぐらいで売っていた。
しかし、思うようには売れなかったのか、
しばらくすると、Fry'sの特売の際、新品でも250ドルくらいで売られていた。
当時、迷ったあげくこの「SONY STR-G3」を購入した。
実際に買った金額は安かったとはいえ、
ソニーが1000ドルの価格で発売した機種だけあるので、
自分ではそれなりの音がしていると思っている。
さて今回の故障の現象としては、
電源を入れると、一応 反応はするのだが、
しばらくすると「ブ〜ン」というハム音を立てはじめて、
画像も音も出ない、という状態。
この時点で「さすがに もう 寿命かな」と、半分はあきらめてしまった。
しかし、ダメ元と思い、修理をトライしてみた。
修理する、といっても、AVアンプとはAVシステムの「要」であり、
全てのAV機器の配線が集中している。
我が家のAVアンプに繋がっているモノをざっと挙げてみると、
VCR2台、DVD2台、カセットデッキ1台、それにスピーカーが5チャンネル。
それらの配線を全て外す必要がある。
また、毎度のことではあるが、PCにしてもAV機器にしても、
これらの機械のメンテナンスというのは、いつも「埃」との戦いである。
今回も、各AV機器とその配線一本一本を、埃を払いながら外していった。
結局、AVアンプをオーディオ・ラックから取り出すだけでも一仕事となってしまった。
さて、実際の修理については次回にレポートさせていただこう。
カテゴリー:
家電修理
22:50
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