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2006年5月 4日

テスト・オンリー センター (Test-Only Center) でのテストの実際

前回「テスト・オンリー センター (Test-Only Center) とは」で、 スモッグ・チェックにはもう一つ、厳しいテストがあることを紹介させていただいたが、 今回はそのテスト・オンリー センターで行われるテストの実際の内容について。

普通の スモッグ・チェック が 車を走らせることなく行うのに対し、 こちらの テスト・オンリー センター での試験は 車の駆動輪を ダイナモメーター(動力計)の上に載せた状態で行われる。 つまり、より実際の道路上での走行に近い条件でテストされるわけだ。

ちなみにダイナモメーター とは、床にドラム缶のような 大きな筒状のものが 2つ隣り合って埋まっていて、その上に車の駆動輪を載せて 車の出力を測ることができる装置。 現物をみたことがなくても、おそらく皆さんテレビで一度は見たことがあると思う。

試験を開始するに当たり、まず、マフラーに 計測用プローブを差込む。 それから試験官は運転席にすわり、 すぐ横に据え付けてあるコンピュータの画面を見ながら、 その指示に従って車を加速・減速してゆく。

実際の排気ガスのチェックの他に、 ガソリンタンクのキャップが正常かどうかのテストや、 エンジンルーム内のチューブの配管に外れたものがないかの確認 等もある。

【参考リンク】

カテゴリー:     2006年5月 4日 22:19

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