前回「
スモッグ・チェック(Smog Check)」
について書いたが、
実は、このスモッグ・チェックにも大きく2種類に分かれている。
前回紹介したのは通常のチェックでやさしい方。
今回はもう一つの厳しい方の「Test-Only Center」という
ステーションで受けなければならないにスモッグ・チェックついて。
前回の「
スモッグ・チェック(Smog Check)」で、「VEHICLE REGISTRATION RENEWAL NOTICE」に
二年に一度、「SMOG Certification Required」という表記が書き加えられてくる、
と書いたが、その部分に
「Smog Certification Required at Test-Only Center」
と書かれてくることがある。
この「Test-Only Center」については、
カリフォルニア州の「スモッグ・チェック」に関する公式サイトで説明されている。
まずカリフォルニア州では、大気汚染のひどい地域を「Enhanced Area」と指定している。
ちなみに、ここシリコンバレーもその Enhanced Area にしっかり含まれている。
カリフォルニア州内で何処が Enhanced Area に属するのかが知りたければ、
こちらのPDFファイルの地図で示されている。
この Enhanced Area 内で登録されている車の一部が Test-Only Center で
試験を受けるように指示されるそうだ。
この Test-Only Center という種類のステーションは
カリフォルニア州からのライセンスを受けたスモッグ・チェック専用の施設で、
法律により車の修理が禁止されており、
スモッグの検査しか行うことができないようになっている。
Test-Only Center で試験を受ける車の選別は、
スモッグ・チェックで問題が起きやすい
High Emitter Profile(HEP)という情報に基づいて行われている。
これは過去のスモッグ・チェックの結果のデータベースが元になっているようだ。
加えて、車のメーカーや年式・型式、車の走行距離 等のデータによって選別されている。
また、抜き打ちで、エンハンスド・エリア内の2パーセントの車が
この Test-Only ステーションでのテストを受ける対象になると書かれている。
【参考リンク】
カテゴリー:
車
22:35
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