知人のVCR修理についての続き。
前回のブログでVCRの修理がほぼ完了したところまでは書いた。
これで修理完了かと思いきや、それからが大変だった。
巻きついたテープをほどき、出てこなかったカセットを
取り出すところまでは問題なくできた。
それから、フタを閉める前に、ビデオの動作確認をしておこうと、
他の 継ぎ接ぎされていない まともなテープを入れてから
Playボタンを押してみた。
すると 機械が不安定な動作をして、結果的には 自動的に
カセットがイジェクトされてしまうのである。
これは、カセットを交換したりして何度も試してみたが
同じ結果となった。
結構な時間を掛けて、機械の他の部分を分解したりしながら、
何度も何度も試してみたが結局問題解決できなかった。
さすがにギブアップということで、分解した部分を組み直し、
一応フタを閉じて元の状態に戻した。
持ち主の方を呼んできて、問題点のご説明をしようと
カセットを入れ、Playボタンを押してみた。
すると、あら不思議、今回は何の問題もなく正常に動作してしまった。
結局、正常に動作したので、持ち主の方は喜ばれたが、
私としてはどうもシックリいかない。
腑に落ちないので、もう一度バラして原因を確認してみた。
その結果、おそらくこのVCRは、
機械制御のために光センサーが使われているようであった。
そのため、カバーを開けたままで動作させると、
光センサーが外部の光に反応して誤動作を起こしてしまい、
VCR自身が不安定な動作をすることになったようである。
ちなみに今回の修理品はSonyのVHSビデオで
約3年前に購入したものでした。
【参考リンク】
カテゴリー:
家電修理
2006年4月27日 22:41
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