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2006年3月 5日 - 2006年3月11日

2006年3月11日

第4回JTPAシリコンバレーツアー 3日目

SVツアー3日目。 朝から、ビッシリとセッションが詰まっている。

朝一のセミナーは 渡辺千賀さん戸谷茂山さん のセッション。 関係者の間では「猛獣セッション」と呼ばれていたものだ。 お話は、自己紹介ならぬ「他己紹介」から始まった。 いつものごとくお二人に歯に衣着せぬ物言いに、 参加者の反応は非常に高かった。

その後、社内転籍セッション、企業家セッションを経て、 公式のスケジュールでは最後になる恒例の総括セッション。 参加者が一人2分ぐらいずつ、 このツアーに関する感想や反省を述べて、 それに対して、会場に居合わせたJTPAスタッフとか セミナー講師が意見を出し合うというセッション。 発表者の一人ひとりに対し、 会場から するどい攻撃(?)が押し寄せるので チョット大変だったかも。 でもシリコンバレーの第一線で活躍されている方々からの ストレートなお言葉なので、 参加者の皆さんには、何がしか得るものがあったと思う。 また、毎度のことではあるが、 この総括での進行は、時間管理が難しいのと、 発表する順番により、参加者の発言がこなれてくるので、 発表順をどうすかが今後の課題だろうか。

従来であれば、この日の夕方はパティーとしていたが、 今回のツアーでは、「JTPAセミナー+ネットワーキングパーティー」として 通常のJTPAセミナーを開催し、そこへ通常どおり 一般からもセミナーにご参加いただき、 ツアー参加者と一般の方々が交流を持てる企画としてみた。 このセミナーは EIFでPresidentおよびGeneral Managerを務めるの山村雅夫氏 にご講演いただいた。

ツアー参加者の何人かは この春からの就職が決まっている学生がおられたが、 彼らの就職先のアメリカ法人に所属されていて このセミナーの一般参加者として出席されていらっしゃる方が 2組程おられるのに気づいた。 そこで、良い機会だと思い、私の勝手な判断で これらの方々に半強制的にお見合いをしていただいた。 学生から後で聞いた話だが、これから入る会社のアメリカ法人で 活躍されている先輩方の生の声が聞けてよかったということだった。

カテゴリー: JTPA     22:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月10日

第4回JTPAシリコンバレーツアー 2日目

SVツアー2日目のこの日は、企業訪問の日。 私がバスに添乗してツアコンをさせていただいた。

朝食セッションを済ませた後、バスでホテルを発った。 訪問先は Juniper Networks。 そこでは、ファイナンス系の部署で働かれておられる方から 今までの経験談等をお話いただいた。 従来のツアーでは、会社訪問をしてお話を伺う場合でも ほとんど技術系の方からのお話が多かったので、 今回の参加者の皆さんがどのような反応するかが 楽しみでもあった。 幸運にも、お話された方がとても良い方で、 話も判りやすく、参加者からのウケはよかった。 技術系でなかったがゆえに、純粋に、 アメリカで働くということ、 ハイテク企業で技術以外の分野で働くこと、 にフォーカスできて、 若い皆さんがキャリア・パスを考えるには 逆によかったのかもしれない。

その後、Juniper のすぐ近くの Yahoo! の本社を見学させていただいた。 そこで、ヤフー社内を案内していただく 美人女性エンジニアを紹介しようとして、 ツアー参加者の皆さんに向かって 「私の昔の......」 と言ったところで 大騒ぎになってしまった。 彼らは勝手に「私の昔の 彼女 」と言うのを想像してしまったらしい。 違う、違う。 私が言おうとしたのは、「私の昔の同僚の奥さん」と言いたかったのに。

というようなこともあったが、 ツアー参加者は、ヤフー社内を見学して 日本では想像できないような 設備と雰囲気に 圧倒されていたようだった。

その後、インテル博物館を経て、Googleに行った。 Googleでは いろいろとアクシデントもあったが、 そこはポジティブに考えて、 参加者の皆さんのよい思い出になった、 ということにしておこう。 少しトラブルがあったぐらいの方が 記憶には深く刻み込まれるよネ、というのは ツアー主催者側のコメントとしては無責任かな。

いろいろあったが、ツアコン役の私にも 心に残る楽しい一日であった。 おそらく、ツアー参加の皆さんにも 決して忘れられない経験となったことと思う。

カテゴリー: JTPA     22:25 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 9日

第4回JTPAシリコンバレーツアー 初日

第4回JTPAシリコンバレーツアーが始まった。 このツアーに関して、ツアコンをさせていただいた立場から、 私なりにレポートさせていただく。

今回のツアーはトラブルから始まった。 このツアー、サンフランシスコ空港が集合場所になっていたのだが、 サンフランシスコ市内から空港に向かうバート(地下鉄の一種)が 故障のため運休しているとのことで、 すでに数日前からサンフランシスコ市内に泊まっていた参加者のうち3名が 集合時間に間に合わない事態となってしまった。

協議の結果、 私と一緒に出迎えに来ていた村山さんがツアー本隊を率い 準備されていたチャーターバスでスタンフォード大学に向かい、 一方、私は旅行会社の方と空港まで来れないツアー参加者を車で迎えに行った。 足止めを食らっていたバートの駅でも、 参加者3名をうまく見つけることができたし、 その後、無事にスタンフォード大学で本隊と合流できた。 旅行会社の方々、ご協力を頂きまして本当にありがとうございました。

スタンフォード大学からホテルに向かう途中、 当初、スタンフォード大学見学の前に予定していた シリコンバレー発祥の地と言われるの HPガレージに立ち寄よった。 ここは、パロアルトの住宅街の一角にある。

HPガレージからホテルまでの間のバス車中、私から少しお話させていただいた。 ツアー参加者専用のサイトでも自己紹介をしていなかったのと、 私はツアー中、セッションや講演を持っていないので、 この時間を利用して、私の自己紹介をさせていただいた。

ホテル到着後、スタンフォード大学留学生によるパネル・ディスカッション、 今や時の人である 梅田望夫さんによる講演「シリコンバレー進化論」、 それに続き、恒例の懇親会。これには梅田さんも参加された。 私も梅田さんお隣の座らせていただき、 ツアー参加者と梅田さんとのやりとりを 聞かせていただいたが、私自身、大変お勉強なった。

これから、毎晩、この懇親会が続くことになる。

カテゴリー: JTPA     22:29 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 8日

第4回JTPAシリコンバレーツアー 前日

第4回JTPAシリコンバレーツアーが明日から始まる。 その準備の様子について。

今回のJTPAシリコンバレーツアーでは パネラー3〜4名のパネル・ディスカッションが多く、 JTPAのPAシステムだけでは、 マイクとミキサーのチャンネルが足りなくなってしまう。 そのため、知り合いの日本語学校から マイクとミキサーをお借りしてきた。

夕方には、 公文を終えた久保由美さん村山さん を交えて、 急遽、シセロ・ピザでの夕食会となった。 今回のツアーについて、スタッフ間での 最終打合わせができたのが良かった。

さて、今回のJTPAツアーはどうなることやら。

カテゴリー: JTPA     22:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 7日

WiFi での ローミング

WiFiにおけるローミングについて リンクシスの日本市場向けアクセスポイント「WAP54G-JP」のサポートページにその記述があるので、それを紹介してみよう。

サポート・ページの質問事項として、 「 複数のアクセスポイントを設置してローミングすることはできますか?」とある。 その回答を引用させていただくと
本製品はローミング機能(複数の無線アクセスポイントの自動切替)に対応しております。 ローミング機能を利用する際はアクセスポイント同士の電波が干渉しない様各アクセスポイントの チャネルを異なる値に設定して下さい。 干渉が発生した場合、ローミング機能が上手く働かない場合があります。 
となっている。キモは電波の干渉を避けるようにチャンネルを設定することのようだ。 それに関する注意点として、
※ 設定したチャネルの周囲3チャネルは電波が干渉する可能性がございますので、 アクセスポイントを複数設置する際は それぞれのチャネルを4以上離れた値に設定してご利用下さい。
とある。それから設定例として、4台のアクセスポイントを設置する際には チャネルを、1, 5, 9, 13 と言うように、上記の注意点の具体例を挙げている。

しかし実を言うと、日本語ページの情報だけでは情報が足りない。 英語版のサポートページには、
The SSID should be the same for all the units on the LAN
という記述がある。 つまり、ローミングに利用する全てのアクセス・ポイントで SSIDを共通にしておかなければならないようである。 また、
If WEP is enabled, all WAP11 units must have the same algorithm, passphrase, keys, and tx key in order for the wireless equipped machines to roam.
とある通り、WEPを使用する場合は、それに関する 暗号化のビット数やパスフェーズ等も共通にする必要があるとのことである。

カテゴリー: Internet     22:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 6日

アンテナの威力?

ワイアレスLANに関しては、 最近、何でもあり となってきているが、 付け替え用のアンテナ というものもある。

チョット広いオフィスやご自宅でワイアレスLANをされるとき、 もう少し、電波が強ければな、と思われるときがあると思う。 そんな時、ルータやアクセスポイントがリンクシスだったら、 付け替え様のアンテナ というものが別売りで販売されている。

実際に従来のアンテナと、この 高利得アンテナを比較してみた。 自分の所有する機材では、正確なデシベル値までは測定できなかったが、 PC付属のWiFiソフトで表示される電波強度のグラフでは それなりに信号強度が上がっていたようだし、 こころなしか、エラー率が下がったように感じた。 この様に、アクセス・ポイント側のアンテナを高利得なものに交換してみるのも、 全く無意味ではないようだ。 但し、ルータ本体の値段が50ドルちょっとで、 別売りのアンテナの値段が40ドルちょっとでは、 そのコスト・パフォーマンをどう判断するかが問題である。

また、厄介なことに、リンクシスの場合、 このアンテナもPoEアダプター同様に 2種類出ている。 R-SMA Connectors の「HGA7S」 R-TNC Connectors に対応した「HGA7T」 ちなみに、以前のブログでご紹介した「 ルータ WRT54G 」には「HGA7T」方が対応する。 これまた、ご購入の際にはご注意ください。

カテゴリー: Internet     22:26 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 5日

Linksys PoE Adapter Kit

リンクシスのPoEアダプター・キットのご紹介。 これを利用すると、 PoE対応でない リンクシスの ルータやアクセスポイントを、 即在にPoE対応にすることができる。

お知り合いのかたから、 チョット広いオフィスで ワイアレスLANをしたいということでご相談を受けた。 設置場所の状況から、天井にアクセス・ポイントを 取り付けた方がよさそうだったのだが、 それに関して調査してみた結果、辿り着いたのがこれ。

PoEについては、前回のブログ「PoE」 で言葉の定義についてはクリアになったと思う。

通常、PoEに対応しているようなアクセス・ポイントは高級品で値段が高い。 ところが、リンクシスの製品に限って言うと、 このPoEアダプターを利用することにより、 本体自身はPoEに対応していないような 安価なアクセスポイントを 一瞬にしてPoE対応にすることができてしまう。

購入時の注意点として、リンクシスはネットワーク製品により、 電源電圧が12Vと5V の仕様があるらしく、 それに対応したPoEアダプターとして 12V用の「WAPPOE12」 と 5V用の「WAPPOE」 の2種類がある。 購入の際にはお間違えのないように。

また、これらの製品は、日本市場では販売されていないようだ。 しかし、12V仕様の WAPPOE12 の方は、実際の製品を手にしてみたのだが、 付いてくる電源ユニットは100V対応だったので、そのままでも日本国内で利用可能だと思う。

カテゴリー: Internet     22:42 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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