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2006年3月 7日

2006年3月 7日

WiFi での ローミング

WiFiにおけるローミングについて リンクシスの日本市場向けアクセスポイント「WAP54G-JP」のサポートページにその記述があるので、それを紹介してみよう。

サポート・ページの質問事項として、 「 複数のアクセスポイントを設置してローミングすることはできますか?」とある。 その回答を引用させていただくと
本製品はローミング機能(複数の無線アクセスポイントの自動切替)に対応しております。 ローミング機能を利用する際はアクセスポイント同士の電波が干渉しない様各アクセスポイントの チャネルを異なる値に設定して下さい。 干渉が発生した場合、ローミング機能が上手く働かない場合があります。 
となっている。キモは電波の干渉を避けるようにチャンネルを設定することのようだ。 それに関する注意点として、
※ 設定したチャネルの周囲3チャネルは電波が干渉する可能性がございますので、 アクセスポイントを複数設置する際は それぞれのチャネルを4以上離れた値に設定してご利用下さい。
とある。それから設定例として、4台のアクセスポイントを設置する際には チャネルを、1, 5, 9, 13 と言うように、上記の注意点の具体例を挙げている。

しかし実を言うと、日本語ページの情報だけでは情報が足りない。 英語版のサポートページには、
The SSID should be the same for all the units on the LAN
という記述がある。 つまり、ローミングに利用する全てのアクセス・ポイントで SSIDを共通にしておかなければならないようである。 また、
If WEP is enabled, all WAP11 units must have the same algorithm, passphrase, keys, and tx key in order for the wireless equipped machines to roam.
とある通り、WEPを使用する場合は、それに関する 暗号化のビット数やパスフェーズ等も共通にする必要があるとのことである。

カテゴリー: Internet     22:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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