鹿児島県北米移住者協会、移民50周年記念大会が、
モントレーのハイアットホテルで盛大に行われた。
私も鹿児島大学シリコンバレーオフィスのスタッフということで、
光栄にもこのパーティーにゲストとしてご招待いただいた。
この式典には、北部カリフォルニアの鹿児島県人会員はもちろん、
ロサンジェルス等のカリフォルニア南部の
鹿児島県人会の方々も一堂に会し、
総勢300人の方々がお集まりになった。
移住者の間では「難民移民の父」と呼ばれている 内田善一郎さんも
ご病気のため車椅子で会場入りされたが、
スピーチの際には、ご起立され、
移住50周年を迎えたメッセージを
同じ苦労を共にしてきた同胞の方々と、
その方々の子孫にあたる2世・3世の若者へ伝えられた。
実際に50年前に移住してこられた、
いわゆる1世の方々は、シリコンバレーから少し南に位置する
カリフォルニア州サリナスを中心とした地域で花産業を起された。
移住当初は、お金もなく、もちろん言葉も分からなかった状況から、
がむしゃらに働き続けてきた結果、
全米一のカーネーション産地となるほどの成功をおさめられた。
その先輩方の苦労を思いはかるに、
同じ鹿児島からの移民として、
50年前の花産業に代わる新たなハイテク移民として
先輩方の後を拝することはできないかと
志を新たにする良い機会となった。
この式典については、
南日本新聞の記事にもなっているので、是非お読みください。
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鹿児島大学シリコンバレーオフィス
22:47
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この日、
在サンフランシスコ日本国総領事館主催の
「新春祝賀パーティー」に出席させていただいた。
場所は、サンフランシスコ ジャパン・タウンのラディソン都ホテル。
ジャパン・タウンには何度か行ったことがあるが、
都ホテルの中に入ったことはなかったので、ちょうど良い機会であった。
通常、私はサンフランシスコにはほとんど行かないので、
どうやって、会場まで行くかを考えてみた。
数少ない経験から言うと、今まではジャパン・タウンに行く場合、
101号線からVAN NESS を通って行っていたが、混みそうな気配なので、
今回は案内にあった280号線ルートで行くことにした。
そのルートとは、
- 280号線から 19th Av. へ(ゴールデン・ゲートパークへ向かう道)
- ゴールデン・ゲートパークの中をそのまま通過。道の名前が「Park Presidio Blvd.」に変わる。
- Geary Blvd. を右折。最も右のレーン
- 最も右のレーンをキープし、 Fillmore を左折。
- Post St. を右折。ニジヤの隣の駐車場入口へ入る。
金曜の夕方にも関わらず、それほど込み合うこともなく到着できた。
ホテルの会場や料理の方は、
前回の「
天皇陛下ご生誕日祝賀パーティー」で
の方がチョット良かったかな、といった感じ。
会場では日ごろお世話になっている何人かの方々ともお話させていただいた。
帰りは、元の道をそのまま戻ってみたのだが、
Geary Blvd. から Park Presidio Blvd. へは左折ができないことがわかった。
事前に左折しておく必要があるようだ。
帰り道について、もう少し調査が必要。
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JETRO/総領事館
22:12
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私は数年前、ここアメリカで携帯電話を使い始めた。
それ以来一度も携帯電話を変更したことがなかった。
ところが、最近、止むに止まれず、
この携帯電話を買い換えなければならなくなってしまった。
私は別に携帯電話業界の専門家ではないので、
あくまでも一ユーザーの立場から、
アメリカでの携帯電話を買い換えの様子を
一事例としてこのブログでレポートしてゆこうと思う。
携帯電話を買い換えるにあたり、
考えなければならい点がいくつかあると思うが、
私が気にしたのは以下のような点。
- キャリア
どこの電話会社(キャリア)にするのか。
自分の自宅や、よく行く場所で電波がきちんと届くのか。
お友達が何処のキャリアを使っているのかも、最近は非常に重要。
- プラン(値段)
ひとつの電話会社の中にも沢山のプランがある。
その違いを一通り知っておく必要がある。
- 機種・機能
どのメーカーのどの機種にするのか。
機種により性能や機能も違うが、また、値段も違う。
自分が不要の機能のために高いお金を払うのも馬鹿らしい。
また、今まで使っていた機種との操作性が似ているか、とか、
付属品がそのまま利用できるか、とかも要チェック。
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携帯電話
22:30
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福岡県の企業家の方々がシリコンバレーの
視察にやって来られたので、それについて。
福岡県は既に数年前から、福岡県内の企業家参加による
シリコンバレーツアーを開催されてきている。
今回のツアー・プログラムの一セッションとして、
井手さんのセミナーがピクセラで開催された。
私もそのセミナーのお手伝いをさせていただくと同時に、
私自身の自己紹介や渡米の経緯を5分間ほどお話させていただいた。
夕方からはカバナホテルでこのツアーのためのパーティーがあり、
60名程の方々の参加があった。
会場では、参加企業の一社、コガッテックさんが
福岡からワザワザ持ってこられた
二足歩行のロボットの実演をされていた。
NHKロボットコンテストに参加してきた自分としては
見逃せないと言うことで、
コガッテックの担当者の方には、
いろいろデモをしていただきながら、沢山のお話をうかがった。
それにしても最近のロボットはよくできているものである。
このパーティーに参加してみて、
「福岡県も頑張っているので、鹿児島県も頑張らないといけないかな」
と率直に感じてしまった。
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その他のシリコンバレー関連活動
23:22
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前回のブログ「
MAC Address とは」
で「MAC Address」まで簡単にご説明したので
今日こそは「MAC Address Clone」について。
以前「
コムキャスト・インターネットでのPCとの配線について」
でも触れたように、コムキャストの場合、インターネットの
アクティベーションの際に使ったPCのMACアドレスがコムキャストのサーバーに登録されている。
そしてこのアドレス情報を元にして通信が行われる。
この状況で、各家庭でPCを複数台つなぎたいということで、
ブロードバンド・ルーターを買ってきてつなごうとすると、
コムキャストに登録されているMACアドレスと異なるため、
通信できなくなってしまう。
この時点で、コムキャストに対し、MACアドレスの変更ができるのかもしれないが、
それも結構煩雑でありなかなか難しい。
これでは、ルーターがなかなか売れない。
そこでルータ会社がとった方法は、
ルータのインターネット側ネットワークポートの MACアドレス
を書き換えられるようにすること。
つまり、コムキャストはアクティベーションに使ったPCのMACアドレスを覚えているので、
新しく買ってきたルータに、そのPCのアドレスを割り振ることができれば、
ルータはそのPCに成りすますことができる。
これによりコムキャストのサーバーは、相手が今まで通信していたPCだと思い込んだまま、
ルータと通信を始めるわけだ。
これでわざわざ、コムキャストへ変更手続きをすることなく
ルータを接続できることになる。
この PCのMACアドレスをルータに割り振る機能のことを「MAC Address Clone」と呼んでいる。
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22:24
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前回のブログ「
コムキャストへの WRT54G の接続」
で「MAC Address Clone」について触れた。それについて解説しようと思ったが、
その前にまずは「MAC Address」について。
「MAC Address」とは、
「Media Access Control Address」の略で、
ネットワーク機器を識別するための物理的なアドレスのこと。
最も普及しているイーサーネットなら、6バイト(48ビット)の長さになっている。
そのため、Linksys WRT54G の管理画面の「MAC Address Clone」ページには
6個の入力欄が用意されている。
このアドレスには決まりがあり、
始めの3バイトが「ベンダーコード」と呼ばれ、
ネットワーク・カードの製造会社により番号が決まっている。
残りの3バイトはそれぞれの製造会社が重複しないように
各ネットワーク・カードに割り振っている。
このようにアドレスを決めている以上、理論的には世の中に全く同じMACアドレスの
ネットワーク・カードは存在しないハズである。
イーサーネットを使ったネットワークでは、世の中に同じアドレスは存在していない筈なので、
この MACアドレス を宛先として通信している。
例えば簡単に言うと、送り元のネットワーク・カード(Network Interface Card なので、以下 NIC と表記)が
「MACアドレス 00-0C-6E-66-EA-91 のネットワーク・カードさん、この信号を受信してください。」
みたいな信号を発信する。
すると、同じネットワークに繋がっている全てのNICがそれを受信して、
「この信号、俺宛かな?」とか言いながら、その信号の宛先を見て、
自分宛でなければそれ以上何もしないし、もし自分宛であればその内容を受け取って、
処理を開始する、なんてことをやっているわけである。
(実際は、最近ほとんどスイッチング・ハブになったので、もっと複雑なのですが。)
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Internet
22:57
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以前のエントリー「
ルータ WRT54G」で、紹介した ルータを
コムキャストへつなぐ時の注意点とその設定について。
DSLやケーブルによるインターネット・サービスを複数のPCで共有しようとする場合、
「DSLルータ」とか「NATルータ」または、「ブロードバンド・ルータ」とか呼ばれるSOHO向けの製品を買ってきて
DSLモデムやケーブル・モデムとイーサーネット・ケーブルで接続するだけで動作することもある。
しかし、コムキャスト(comcast)の場合、それだけではうまくゆかない。
これは、「
コムキャスト・インターネットでのPCとの配線について」
でも触れたように、アクティベーションの際に使ったPCのMACアドレスが登録されているからだ。
その設定方法を、ケーブルモデムが Linksys BEFCMU10 で、ルータを Linksys WRT54G であることを前提とすると、
その手順は、
- ケーブル・モデムとルータ間をイーサーネットケーブルで接続する。WRT54G側は背面の
「Internet」と表示されているポート。
- アクティベーションの際に使ったPCをWRT54G背面の残りのポート(1〜4どこでもよい)につなぐ
- PCからWRT54Gへログインする。
- [Setup]メニューから「MAC Address Clone」を選択。
- 「MAC Clone」 を[Enable]にする。
- 「Clone Your PC's MAC」ボタンを押す。すると、その上の「User Defined Entry:」欄の番号が変わる。
- 「MAC Clone」 を[Enable]にする。
- 画面下の「Save Setting」ボタンを押して記憶させる。
上記の手順を実行すると繋がるはず。
なぜ、こうすると繋がるかについては別の機会に。
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Internet
22:57
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