SVMFの新春特別講演会が開催され、
東京工業大学の助教授で、
現在Stanford大学の客員研究員をされている、
上田紀行先生に
『ベストセラー「生きる意味」が示す現代、
これからいかに生きるか考える』と題した講演を
行っていただいた。
シリコンバレーのもう一つの日本人団体
SVMF(Silicon Valley Multimedia Forum)とは、
産業界や自治体関係者を中心に定期的に勉強会を行ったりと、
活発な活動を展開している団体である。
この会の現会長は松尾さんで
九州大学カリフォルニアオフィス所長、
副会長は何人かいらっしゃるが、その内、金島さんと八木さんとは
東京大学シリコンバレーオフィスの活動もされており、
私とは大学間連携会議でいつもお目にかかっている方々が運営されている。
SVMFを運営されている方々のほとんどは、
よく存じ上げている方々ばかりなので
時々お声がけしていただいていたが、
今のところ、JTPAやSVJENの活動でこれ以上時間が取れないので、
SVMFの活動はご遠慮させていただいていた。
しかし今回のこの講演会では、日本へのリアルタイム配信を実験するにあたり、
音声部分の技術サポートのご依頼を受けたのお手伝いさせていただくことにした。
上田紀行先生は文化人類学のご専攻で
「がんばれ仏教」等の著書でも有名な方。
また奥様はNHKのアナウンサーで紅白の司会も経験されている。
この日の講演は、最新著作「生きる意味」に基づいたお話が展開された。
講演途中、ちょっとした会場アンケートのようなものを行ったが、
その結果が上田先生の今までの経験則からは
だいぶ外れていたらしく、シリコンバレーの特異性に驚かれていた。
この日の講演は、予定通り日本へもインターネットを通して配信された。
例えば熊本県庁とも接続しており、
講演会の音声がリアルタイムで配信されていた。
また、質疑応答の際は、先方からの質問も受けたりした。
今回の講演会では用意された120席がほぼ埋まり、
関心の高さが伺えた。
また、参加者には講演会等では通常あまりお目にかからない
奥様系の方々が結構多かったようだ。
講演の内容により、参加者の顔ぶれがこうも変化するものかと
つくづく感じさせられた。
カテゴリー:
その他のシリコンバレー関連活動
22:56
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