前回のブログ
「
格安ノートPCの値段の秘密
」の続き。
調べて行くと、ウォルマートの激安ノートPCに対抗するように、
各社、このサンクスギビング商戦に400ドル前後で販売するノートPCを
準備しているようだ。
しかもそれらは、ほとんどウォルマートのノートPCと同じスペックである。
今回は、これらのノートPCの価格とその物理的サイズについて考えてみよう。
ウォルマートの激安ノートPCのスクリーンのサイズが15インチとあったが、
他社から出ている格安ノートPCのスクリーンサイズも同じ15インチとなっている。
その理由は、前回のエントリーで議論したとおり、
15インチの液晶パネルが最も安いからだ、と考えられる。
ではその大きさは、というと
もちろんカタログを見ればすぐにわかることであるが、
ここではあえて、中学の数学を思い出して計算してみよう。
一般的に、PCのモニターの縦横比は、横:4 縦:3 となっている。
(最近これが変化してきてきている。これについては別ブログにする予定)
また、スクリーンのサイズは対角線の長さで示されている。
そこでよく考えると、4対3の長方形に対角線を引くと言うことは、
これって、中学の時に習った、
「横:4 縦:3 斜辺:5 の直角三角形」
と同じ形である。
と言うことで、スクリーンサイズから、スクリーンの横の長さと
縦の長さは計算できることになる。
特に、サイズが15インチの場合は計算が簡単で、
横の長さが12インチ(約 30.5cm)、
縦の長さが9インチ(約 23cm) となる。
液晶パネルの大きさが判ったところで
実際のノートPCの大きさは、と言うと、
この液晶パネルを支えるためのフレームが
上下左右に最低でも 0.5インチは必要なので、
その結果、縦横最低1インチづつは加算されることになる。
すると、小さく見積もっても、ノートPCの実際の大きさは、
横13インチ(約 33cm)、縦10インチ(約 25.4cm) となる。
実際のカタログ値を見ると、大体上記の値より少し大きいくらいになる。
ちなみに、重さの方は だいたい 6.5 ポンド(約 3.0Kg)前後となる。
実は私も以前、このサイズのノートPCを使っていたことがある。
ノートPCだけなら、持ち運べなくもないが、
これが他にも荷物がある出張となると
とても持っていけるシロモノではなかった。
カテゴリー:
PC
22:48
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