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「
ウォルマートの 398ドル ノート」で、
最近のノートPCの価格の安さについて、私なりに考えてみた。
ノートPCの中で、最も高価なコンポーネント(部品)は、
おそらく液晶パネルだと考えられる。
数年前の液晶パネルは、非常に高価だったので、
ノートPCと言うと、その値段が最低
1500ドル(15万円)は してしまうものであった。
ところが、その液晶パネルの値段が最近急激に安くなってきている。
そのことは、液晶パネルが単体で使われている 薄型ディスプレイ・モニターの値段を見ればよくわかる。
PC用の 15インチ液晶モニターが既に200ドル以下で手に入る時代になった。
サイズ別でいうと
特に 15インチの液晶に関してはこの傾向が顕著である。
理由は、このサイズのLCDは、ノートPCはもちろん、
薄型ディスプレイ・モニターにも、
薄型テレビにも、と いろんな用途に使われているから。
そのため、大量に製造され、大量に販売されるので
その分価格が安くなっていると考えられる。
その証拠として、現在の市場では、
14インチとか、12インチとかのサイズの デスクトップ用液晶モニターは
ほとんど見かけることはないし、
これらのサイズの薄型テレビにおいても、売ってないことはないが数は少ない。
あくまでも私の個人的な見方ではあるが、
大型液晶の製造技術が確立された現在では、おそらく、
15インチ液晶パネルの方が
それより小さい14インチとか、12インチの液晶パネルより
製造コストが安価であると考えてよいのではないか。
その恩恵に預かって、398ドル ノートPC は実現しているものと思われる。
カテゴリー:
PC
2005年11月21日 22:02
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