オペラのボイス機能には、
- ブラウザを音声で制御する機能
- ウェブページ内のテキストを朗読する機能
の2つがあるということで、前回のエントリーでは
「テキスト朗読」機能について書いた。
そこで、今回は、残りの「音声で制御する」機能について。
ボイス機能が有効な状況であれば音声制御機能も動作するはずなので試してみよう。
オペラのツールバーにマイクの絵柄の「ボイス」ボタンが表示されていると思う。
まずはこのボタンをクリック(押して、すぐ 放す)してみると、
「ピッ、ピッ」と音がしてから、
「Sorry, I Did Not Understand. 」
という機械的な声が聞こえれば第一段階クリア。
次に、このボタンを押しっぱなしにしてみる。
すると、マイクの絵柄の「ボイス」ボタンが、
「ON AIR リスニング」という表示に変わる。
ここでマウスボタンを押したままで、
実際にPCにつながれているマイクに向かって
英語っぽく「オペラ ヘルプ」と言ってみる。
マウスボタンを離してしばらくしてから、
ヘルプ画面になったら、音声制御機能が動作していることになる。
このように、キーワード「オペラ」に続けて
事前に登録されているコマンドを音声で発音すると
オペラがそれにしたがって動いてくれる。
使えるコマンド等に関しては、
オペラのへルプページ「ボイス機能を使う」
にあるのでそちらを参照していただきたい。
「ボイス」ボタンを押す代わりに
また、トークキーと言って、キーボードの[Scroll Lock]キー を利用したり、
設定によっては、そのトークキーを押すことなく、音声だけでコントロールしたり、
それから、ボイスコマンドで必要とする発音の正確さを指定したりもできる
実際に使ってみると、それなり動作してくれるのではあるが、
口で命令するより、手で操作した方が早いような気がする。
このボイスコマンドの使い方を覚える時間があったら、
マウスジェスチャーの使い方を覚えた方が有用かもしれないと感じた。
ということで残念ながら私は、この音声制御機能をほとんど利用していない。
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