このブログの「
JTPA技術交流会(20050824)
」でも一度触れたが、「IT業界のイチロー」とも
称されている Sun Microsystems の 川原英哉氏 の セミナーがこの日行われた。
このセミナーでは、
コンピュータの歴史的背景の解説を含めて
川原さんが3次元デスクトップ環境の開発を始めたキッカケや、
それが「Project Looking Glass」として Sun Microsystems の一プロジェクトとなった経緯、
そのプロジェクトがオープンソースとして開発されている背景
等についてのお話しがあった。
また、参加された方々にできるだけ実際の感触を掴んでもらおうと、
Looking Glass によるデスクトップのオペレーションデモを
多く取り入れて解説されていた。
セミナー終了後、別のデモとして、
Sharp製の裸眼立体視可能な三次元ラップトップ上での三次元デスクトップのデモ、
それと携帯電話にこの Looking Glass が組み込んであるサンプルを
持ってこられていた。
セミナーに参加された会場の皆さんと これらを囲んで
実際に試したり、いろいろな質問に答えていただいた。
私もシャープのラップトップPCと携帯電話の両方を体験させていただいた。
とくに、携帯電話の方は、
限られた狭い画面を有効に活用した判りやすいインターフェースとして
非常に有効的であると感じた。
また、川原さんとも直接お話しさせていただいたが、
やさしいお人柄が垣間見られた。
今後も是非このプロジェクトを発展させていっていただきたい
と素直に思った。
カテゴリー:
JTPA
22:33
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