昨日のエントリー
に引き続き、JTPAのセミナーについて改めてレポートしてみよう。
まず、
JTPAとしての公式レポートはこちら
にあるとおり。
このページの写真は、CTO of RFID program の Salil Pradhan氏。
写真だけではわからないが、このセミナーが行われた部屋は100人ほどは
入れる大きな部屋で、AV設備もバッチリ取り揃えられていた。
RFIDのデモとしては、サーバの筐体にRFIDタグを埋め込んで管理するデモが行われた。
代表的なサーバメーカーであるHPならではのデモである。
利用例として、巨大なデーターセンターでは、何十台、何百台というサーバーが利用されている。
この様なところでは、新しいサービス提供のために新しいサーバーが何台も導入されたり、
トラブルがあって修理のために代替機と入れ替えたり、といったことが日常茶飯事で行われている。
それらのサーバーが、どこにあるのかを把握するのが目的。
デモの管理画面では、データセンターのサーバーラックのドアの開閉状況、
そして、そのラックの何段目に何のサーバーが設置されたかが、
リアルタイムで把握できるものであった。
それから、HP社の創立者である HewlettさんとPackardさんの執務室を見るツアーがあった。
執務室の前は簡単な歴史展示場になっており、歴代のHP製品一部が飾ってある。
買収・合併を繰り返してきたHPなので、今はなきDECのMicro VAX のCPU 等も展示されていた。
実際のお二人の執務室はいたって質素な感じ。
何故か Bill Hewlettさんの執務室の机の上には、いろんな通貨のお金が置いてある。
世界中から訪れる見学者がいつのまにかお金を置いていくのが
習慣になったとの事である。
何かご利益があるのだろうか?
こういった機会がない限り、なかなか拝見することができないHP社内でのセミナーは
貴重な経験であった。
カテゴリー:
JTPA
2005年10月 1日 22:46
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