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2005年9月25日 - 2005年10月 1日

2005年10月 1日

JTPAセミナー「RFIDセミナー」(20050930)

昨日のエントリー に引き続き、JTPAのセミナーについて改めてレポートしてみよう。

まず、JTPAとしての公式レポートはこちら にあるとおり。 このページの写真は、CTO of RFID program の Salil Pradhan氏。 写真だけではわからないが、このセミナーが行われた部屋は100人ほどは 入れる大きな部屋で、AV設備もバッチリ取り揃えられていた。

RFIDのデモとしては、サーバの筐体にRFIDタグを埋め込んで管理するデモが行われた。 代表的なサーバメーカーであるHPならではのデモである。 利用例として、巨大なデーターセンターでは、何十台、何百台というサーバーが利用されている。 この様なところでは、新しいサービス提供のために新しいサーバーが何台も導入されたり、 トラブルがあって修理のために代替機と入れ替えたり、といったことが日常茶飯事で行われている。 それらのサーバーが、どこにあるのかを把握するのが目的。 デモの管理画面では、データセンターのサーバーラックのドアの開閉状況、 そして、そのラックの何段目に何のサーバーが設置されたかが、 リアルタイムで把握できるものであった。

それから、HP社の創立者である HewlettさんとPackardさんの執務室を見るツアーがあった。 執務室の前は簡単な歴史展示場になっており、歴代のHP製品一部が飾ってある。 買収・合併を繰り返してきたHPなので、今はなきDECのMicro VAX のCPU 等も展示されていた。

実際のお二人の執務室はいたって質素な感じ。 何故か Bill Hewlettさんの執務室の机の上には、いろんな通貨のお金が置いてある。 世界中から訪れる見学者がいつのまにかお金を置いていくのが 習慣になったとの事である。 何かご利益があるのだろうか?

こういった機会がない限り、なかなか拝見することができないHP社内でのセミナーは 貴重な経験であった。

カテゴリー: JTPA     22:46 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月30日

JTPAセミナー & JBCフォーラム

この日は、大忙しの日であった。 運悪く JTPAのセミナーとJBCのフォーラムが重なってしまったのだ。

また、サンフランシスコ在住でJTPAのセミナーに参加される方の足がない、 ということでカルトレインの駅までお迎えに上がらなければならない。 とは言っても、その方とは 「SJVEN プールサイドBBQパーティー(20050828)」でご紹介させていただいたMikiさん。 事情を事前に説明していろいろとお手伝いをしていただくことになった。 助けるはずが、こちらが助けられることになったわけだ。

Mikiさんをピックアップした後、早速、JBCフォーラム会場のMoFoへ行った。 JBC関係者はまだ誰も来ていない。 でも時間がないので、早速、音響機器のセットアップに取りかかった。 Mikiさんにお手伝いをいただいたお蔭で予定の時間より早く事が進んだ。 次は、JTPA会場へ移動してセミナー準備の予定である。

と、ここまでは順調だったが、この日に限って、普段は早く来られる JBCオーガナイザーの皆さんがなかなか来ない。 MoFoの職員の方々は、 私とMikiさんが音響のセットアップをしているものだから、 われわれをJBCのオーガナイザーの一員だと思って、 「今日のプレゼンはどうするのか」とか 「プレゼンのデータは何処にあるのか」とか 「PCのセットアップはこれでOKか」とか 「食事はこっちの部屋に準備してあるゾ」とか いろいろ尋ねてこられるので、それに対応せざるを得なくなってしまった。

MoFo会場の段取りを一通り対応させていただいた後、 時間切れということで、慌ててJTPAのセミナー会場に向かった。 HPのパロアルト(Palo Alto)研究所である。 場所が車で、約3分と、近かったので助かった。 ここも人手不足で、Mikiさんには受付まで手伝っていただいた。 それからセミナーの内容は..... と、 JTPAのことまで書いていると長くなりそうなので、 このJTPAのセミナーに関しては、改めてレポートすることにしよう。

さて、JTPAセミナーが終わってから、再び、JBCのフォーラム会場へ舞戻った。 音響設備の撤収をするためである。 会場に戻って、JBCオーガナイザーの方々とお話ししていると、 私が重大な引継ぎミスが起こしてしまっていたことが判明してしまった。 MoFoから連絡事項を承ったのは代理とはいえ自分なので 重要事項はメモに残すなりするべきであった。 本当に申し訳ない。

その後、無事、最終のカルトレインに遅れることもなくMikiさんをお見送りできた。 こうして大忙しの一日が終わった。

カテゴリー: JBC/LSJ , JTPA     23:54 | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年9月29日

NASA Ames Research Center

「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の訪問先候補のご紹介シリーズ。 今回は NASA Ames Research Center について。

NASA とは、National Aeronautics and Space Administration の 頭文字をとったもので、アメリカの航空宇宙についての 研究機関であることは皆さんすでにご存知のとおり。 シリコンバレーにも、NASAのAmes Research Centerという研究所があり、 そこが、一般向けの展示スペースをもっている。

その展示スペース NASA Ames Exploration Center は、ハイウェイ101号線からモフェット・フィールドで降りたところにある。 そこにテントのような形をした白い建物が建っている。 建っている、と言うよりも、駐車場スペースの真中に置いてある、 という方が適切かもしれない。

展示内容としては、火星探査ロボットの模型、アポロ15号が持ち帰ってきた月面の石 などなど、宇宙開発に関するものがもりだくさん。 例えば、1960年代初頭に使われた Mercury Redstone 1A (MR-1A) と よばれる宇宙飛行用のカプセルもある。 ちなみに、このカプセル、大西洋に着水した際に窓に亀裂が入ったそうである。

この NASA Ames Exploration Center のウェブページはこちら で、それによると、火曜から金曜までが 10am〜4pm、週末が正午〜4pm。 月曜と祝日はお休み。入場は無料。

カテゴリー: 鹿児島大学シリコンバレーツアー     20:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月28日

インテル博物館 (Intel Museum)

「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の訪問先候補のご紹介シリーズ。 今回はシリコンバレーの定番 インテル博物館 (Intel Museum) について。 このミュージアムは、サンタクララ(Santa Clara)のインテル本社ビルの1階にある。

ここでは、チップの設計方法や ジャイアント・マイクロプロセッサ によるマイクロプロセッサ内部の動作説明がある。 それにしても、よく考えてみると、「ジャイアント・マイクロプロセッサ」とは 面白いネーミングだ。

それから、ファブ(半導体製造施設)やクリーンルーム、 クリーンルームでの作業服、それから、工場内のライブ・ビューもご覧いただける。

また、博物館のすぐ横にはショップがありインテル・ブランドのたくさんのおもしろグッズを販売している。

その他、館内には「インテル タイムライン」とよばれる 貴重な展示品によりインテルの歴史を振り返るコーナーもある。 このコーナーでは、個人的にはどうしても、4004 に心引かれてしまう。 また、自分が初めてアセンブラ(マシン語)を習得する際にお世話になった 8088, 8086 や、それらを搭載した IBM PC の展示には、何度見ても懐かしさを覚えてしまう。 (こんなに書くと、自分がいかに年をとったか判ってしまう)

私が始めてインテル博物館を訪問した数年前には、インテルの看板は 正門のところにしかなく、訪問者はみんな、ここで記念写真を撮ろうとしていた。 しかし、正門は車の通りが多く非常に危険なので、「写真撮影はご遠慮ください」となっていた。 そこでインテルは、最近、中庭にも社名を刻んだモニュメントを置いている。 訪問した際には、これをみんなで囲んでインテル本社ビルをバックに記念写真を撮るのが定番だ。

ミュージアムのトップページはこちら で、サンタクララ(Santa Clara)の本社ビルにあるミュージアムについてはこちら のページに詳細がある。 それによると、入場は無料。 月曜から金曜までが午前9時から午後6時まで。土曜が午前10時から午後5時まで。 日曜・祭日はお休み。

カテゴリー: 鹿児島大学シリコンバレーツアー     23:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月27日

VTA (1)

「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」の準備の一環として、 シリコンバレーの公共交通機関について調査しているが、今回は「VTA」について

さて、この「VTA」とは、「Santa Clara Valley Transportation Authority」の 頭文字からきている。ちょうどシリコンバレー全体をくまなく網羅する路線バスと路面電車である。 鹿児島大学の学生さんにわかりやすくするために無理やり鹿児島に例えると、 鹿児島市の 市バス、市電 といった感じ。

バスの路線は非常にたくさんあるのだが、全てバスの路線には基本的にルート・ナンバーがついている。 代表的な一例を挙げると、パロアルト(Palo Alto)のカルトレイン駅から エル・カミノ・リアル(El Camini Real) を通じて サンノゼ(San Jose)の中心部まで結んでいるのは22番線である。

バスの料金は一律 $1.75 となっているようだ。お釣りがないので丁度のお金を払う必要がある。 また、一日券だと $5.25 となっている。

詳しくはウェブページ http://www.vta.org/ をご覧いただきたい。

カテゴリー: 鹿児島大学シリコンバレーツアー     21:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月26日

東芝ノートブックPC CX1/212CE (2) 解体編

前回の「東芝ノートブックPC CX1/212CE (1)」でソフト的には問題が解決したように思えたノートPCであったが、 起動が不安定という問題の方は深刻化するばかりであった。

具体的に言うと、ウィルスも発見・駆除され、Windowsのセキュリィティー・パッチも 充てて、これでOKかな、と思って最後の立ち上げテストをしようとすると、 このPCが起動しないのである。

ハードディスクに問題がある可能性があったので、とりあえず、HDDユニットを 外してみることにした。キーボードを外すところまでは問題なくバラせるのだが、 ところが、その先、バラせないのである。

インターネット上でググって、以下のようなこの機種のバラシ方法に辿り着いた。
1、本体裏側のバッテリーパック室内のネジを外す。
2、取扱説明書の【追加メモリの取り付け方法】を参考にしてキーボード(ケーブルも)を外す。
2、キーボードを外したら、パームレスト側から出てるケーブルを外す。
3、パームレスト部分の3個のネジを外し、パームレスト部品を取り外す。
4、パームレスト部品を外すと、本体左側の3個のネジを外す
5、HDDを入れる部分の蓋を外し、白いツマミを引き抜きHDDを取り出し、交換。
6、元に戻して、リカバリなどをする。
この上記4番に、「パームレスト部品を外す」とあるが、これが非常に難しい。 最近のノートPCに共通に言えることかもしれないが、軽量化を図るために、 ネジをできるだけ少なくし、その代わり、プラスチック同士のはめ込みを多用してきている。 今回もその例である。これは、 外部からはどこに はめ込みのツメがあるのか非常に判りにくいし、最悪、 このツメを折ってしまう可能性もある。 厄介なシロモノである。

どうにか試行錯誤と繰り返して、この パームレスト部品を外す ことに成功し、HDDも無事とり外すことができた。 結果としては、ハードディスク自身には問題がなかったようである。

今日のオブジェクション。「もうチョット、簡単にハードディスクの 取り外しができるように設計してくださいよ。」 東芝のPC設計のエンジニア様。

カテゴリー: PC     22:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月25日

たまご と バナナ

この日、友人のホームパーティによばれていた。 その時の会話から。

このパーティーには、何人かの友人が参加していた。 その一人は、純粋なヨーロッパ系の白人なのだが、 英語はもちろん、それに加えて日本語、中国語の三ヶ国語を流暢に話し、 アジアが大好きで、日本や中国に頻繁に行っている友人がいた。 一方、両親ともに中国人の純粋な中国人なのだが、 アメリカ生まれのアメリカ育ち、英語はもちろん話せるが、 中国語は全く話せない友人がいた。

彼らの会話。

中国語話せる白人:「僕は白人だけど、考え方はアジア人。 つまり、外見は白で、中身は黄色。だから僕は『たまご』」

アメリカ生まれの中国人:「私は中国人だけど、 生活様式や考え方は全てアメリカスタイルよ。 つまり、外見は黄色で、中身は白。だから『バナナ』かな」

現在のシリコンバレーを象徴する、『たまご と バナナ』の会話でした。

カテゴリー: アメリカ生活 , 個人ネタ     22:47 | コメント (1) | トラックバック (0)

 
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