前回の「
アウトルック(Outlook) のデータ・バックアップ (2)
」で
マイクロソフトが提供しているバックアップ ユーティリティについて書いた。
たまたま、この日、ある会社でメールソフトにアウトルックを使っておられる方のPCに、
この バックアップ ユーティリティ をインストールする機会があったので、
その時の体験について。
具体的には、OSはWindows2000のPCで、
そこにMS-Officeのプロフェッショナル版がインストールされているような環境。
結局、3台のPCに、このアウトルック用バックアップ・ユーティリティ を
インストールしたのだが、1台だけうまくインストールできなかった。
調べてみると、Windowsへのログイン名の所属グループが
そのPCのAdministrators グループになっておらず、
MS-Officeのディレクトリへの書き込みパーミッションがないのが
原因のようだった。
それではと思い、一度ログオフしてから、ログイン名 Administrator で
ログインし直した。それから、 バックアップ・ユーティリティを
インストールしてみたが問題なくインストールできたし、
その後、アウトルックを立ち上げて[ファイル]メニューを確認したが、
ちゃんとバックアップ・ユーティリティが登録されていた。
これで一件落着と思いながら、Administrator からログオフしてから、
再び、ユーザーのログイン名でログインし直した。
そしてアウトルックを立ち上げてみると不思議にも、
[ファイル]メニューの下に、バックアップ・ユーティリティが
見つからないのである。
インストールの際に各ユーザー毎の情報が設定される可能性があったので、
そのまま、再度、バックアップ・ユーティリティ の インストールを試したみた。
すると、「既にインストールされているから、先にアンインストールしろ」という
感じのメッセージ出てきて、その先には進めないのである。
問題の根は深そうである。
その後いろいろやって、どうにか解決できた。
結局、このユーザーをPCのAdministratorsグループに所属させてから
バックアップ・ユーティリティをインストールし、どうにか動き出した。
時間もなかったので、その後、正確な検証を行ったわけではないが、
今日の結論としては、アウトルックのバックアップ・ユーティリティは、
Administratorsグループに所属しているユーザーしか使えない、
ということになった。
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22:40
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