知り合いの方から、
「チョット古いノートPCでDVDを見たい」と、
というご要望があったので適当なソフトを探してみた。
まず、チョット古いノートPC とは、
Fujitsu C6330 Lifebook。
スペックは、
CPU: Pentium II 400Mhz、Memory: 128M、HDD:10GB。
1999年頃にリリースされたPCのようだ。
もちろんDVD-ROMが搭載されている。
しかし、OSをいろいろ入れ替えたりした結果、
オリジナルのOSについていたコーデックなどが入っていない状況であった。
ということで、コーデックまで内蔵しているフリーソフトを探してみた。
いろいろ探した結果、
VideoLAN
という会社が、
「VLC media player」
というフリーソフトを提供していることがわかった。
このDVDプレーヤーソフト、WindowsやMacOSに対応しているのはもちろん、Red Hat等の各種Linux、
それから、Zaurus、WinCE/PocketPC 等のポータブル機用も
用意されている。
さらに、ソースコードまでオープンにしており、
FreeBSDやSolarisに対しては
ソースコードを自分でコンパイルすることにより対応しているようだ。
早速ダウンロードしてインストールしてみた。
インストールされた VLC media player を起動してから、
DVDのメディアを入れてみたがそのままでは再生開始できなかった。
メディアを選択する必要があるようで、選択画面から、
DVDを選択すると再生がはじまった。
多少フレーム落ちして、ギクシャク感じる部分もあるが、
それは、このPCのスペックが低いことによるのであろう。
これだけの画質でしかもフリーでDVDを楽しめれば言うこと無しである。
試しに、手元にあったVideoCDも再生してみた。
こちらの方はフレーム落ちも感じられず全く問題なかった。
今回は動作確認までして、すぐに知り合いにノートPCを返してしまったので、
表面的な使い方しかしていないが、使っていて別段問題がなかった。
これまたお薦めのソフトである。
カテゴリー:
Software
2005年9月 1日 22:08
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