渡辺千賀さんのブログで「キカイダー」の話題
が盛り上がっている。
はなびしさんからのコメントにもあったように、現在、
シリコンバレー・ベイエリアでも土曜の深夜に放送されている。
何を隠そう、この深夜の放送のキカイダーを私も毎週欠かさず見てたりする。
日本でのオリジナル版が放送されていた際にも見ていたのだが、
さすがに当時は幼かったので細部に関してはほとんど忘れていた。
しかし、この年になってから改めてみてみると、
予想以上によくできていて関心している。
現代と比較すると特撮の技術などの未熟さは隠せないが、
見るに耐えないことはなく、今の子供達にも十分通用するのではなかろうか。
幼い当時は考えも及ばなかったが、
当時の限られた技術、限られた予算、限られた時間で
よくこれだけの作品を作り上げたものだなと、
作る側の苦労を想像してしまうのは、年のせいか、それとエンジニア気質のせいか?
キカイダーとくれば、必ず対比されるのが「仮面ライダー」であろう。
そう言えば日本のこの手のヒーロー物は、仮面ライダーといい、キカイダーといい、
それから月光仮面といい、みんなオートバイに乗っている。
一方、アメリカのこの手のヒーロー「バットマン」は車に乗っている。
この辺が ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキ と二輪車が強い日本と
GM、フォード、クライスラーのビッグ3に象徴される車社会アメリカの違いかなと
ふと思ってしまった。
キカイダーに出てくる悪の軍団が「ダーク」と呼ばれているが、
一方の仮面ライダーの方は、ご存知「ショッカー」。
「♪ せまるショッカー、地獄の軍団 ♪」と主題歌でも唄われているので
皆さんご存知のハズ。
このショッカーの怪物の多くは昆虫をモチーフにしており、
仮面ライダー自身が「コオロギ」を基にデザインされているらしい。
そして、この地獄の軍団の組織名称「ショッカー」も昆虫についている「ショッカク(触覚)」からモジられたと聞いたことがある。
そういえば、今、日本では、ショッカクならぬ「シカク(刺客)」というのが流行っているのでしょうか?
お後がよろしいようで。
カテゴリー:
昔話し
22:38
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