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普通はファイル転送にメールやFTP等のTCPを使用すると思いますが、 遅延の大きい回線での帯域は回線の太さよりも遅延時間(RTT, round trip time)が支配的になります。 TCPではwindow sizeというパラメータで決められたデータ量を送信する毎に ACKパケットを送受信して通信の信頼性を向上させていますが、 逆にACKパケットの送受信が完了するまでは次のデータを送信できないためです。のとおりだと思う。 これによると、通常のWindowsを使用している限り、TCP/IPでは、 約1Mbps が上限となってしまう、ということだ。
Windows XPのwindow sizeのデフォルト値(16KB)と、日本(川崎,プロバイダまでは100M接続)〜米国(以前いたStanfordの研究室)間の ping応答時間(124ms)を用いて計算すると、下式の通り約1Mbpsとなります。
16KB/124ms×8bit=1.03Mbps
カテゴリー: 通信 2005年8月 4日 20:52
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以前渡辺千賀さんのBlogで”教えてPlease:日米間のインターネットの速さ”というエントリーがあり、日米間でのインターネットでどのくらいの帯域が出るのか?と... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年8月10日 15:32
ふぉぉおー、勉強になりました!!
投稿者 chika : 2005年8月 5日 17:56