まず、PukiWiki における自作プラグインのインストール方法の一般論について。
これに関しては、PukiWiki本家サイトのFAQの中に説明があり、
FAQ/33「プラグインは、どうやって導入するんですか?」
に解説してある。
要は、PukiWikiのルート・ディレクトリ下にある pluginディレクトリに保存(アップロード)するだけ。
注意点は、ファイル名を「xxxx.inc.php」のような形にすることと、
パーミッションも、他のプラグイン同様にあわせて 644 にすること。
前回から解説しているカレンダー機能を実現するプラグイン
「
cal.inc.php」も基本的には同様である。
このプラグインのページをよく読めばわかることではあるが、
プラグインの関連ファイルを圧縮してある最新版アーカイブ
cal-20041116.zip
をPCにダウンロード、解凍する。
その際、./plugin/ ./skin/ というディレクトリが出来るので、
その下のファイル群をサーバー上のPukiWikiのルート・ディレクトリ下にあるそれぞれのディレクトリにアップロードする。
./skin/ 下の cal.css に関しては、同じディレクトリにある pukiwiki.css.php の
最後尾に追加(コピー&ペースト)する。
また関連する必須ファイルとして、public_holiday.php と cal.cls.php というファイルが挙げあれている。
現バージョンでは、cal.cls.php は上記アーカイブに同梱されているので、特に気にする必要がない。
一方、public_holiday.php は別にインストールする必要があるので要注意。
私はまず、基本的な部分のみで動作確認しようと、必須ファルのみのアップロードでテストし、
どうにか 基本プラグインcalによるカレンダーの表示までは成功にこぎつけた。
次に、そのまま調子に乗って cal_tbl の試験を行った。
すると画面が真っ白になり何も表示されなくなってしまった。
結局は qreki.phpファイルがなかったのが理由だと判明したのだが、
それが判るまで結構時間を食ってしまった。
関連ファイルの説明には、
「cal_disp.inc.phpとcal_tbl.inc.phpを稼動させる場合、qreki.php - 太陰太陽暦(旧暦) ファイルが必要」
と記述されていたのだ。ご注意いただきたい。
上記で「基本プラグインcalによるカレンダーの表示までは成功にこぎつけた」と書いたが、
実はその過程で別の大きな問題にぶつかった。
それについては、次回のエントリーとしよう。
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17:07
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