以前のブログ「
PukiWikiインストール
」にて、PukiWikiをインストールしたところまで書いた。
PukiWikiの環境設定等については改めて触れることにして、
今回は Apacheでの「BASIC認証」について。
PukiWikiにも認証機能はあるのだが、今回はあえて、
Apache側で「BASIC認証」を設定することにした。
ISPがホスティングにApacheを使っている場合、
一般的に、各ディレクトリに 「.htaccess」というファイルを置き、
そのファイルにApacheのいろいろな指示子を記述することにより、
そのディレクトリ以下に対する動作を指定することができる。
BASIC認証機能もこの方法により実現できる。
では、実際に BASIC認証 を実現するための「
.htaccess」の例としては、
AuthType Basic
AuthName "SKYMERICA Staff Room"
AuthUserFile /usr/home/yotsumoto/webpass
Require valid-user
のような感じ。これを認証を掛けたいディレクトリに置く。
AuthType 指示子で 認証方式が BASIC認証 であることを宣言する。
AuthName指示子について。
通常のブラウザで、BASIC認証のページにアクセルすると、
ブラウザが用意している認証用のウィンドウが出てくる。
例えば、MicrosoftのInternet Explorerでは、「ネットワーク パスワードの入力」というウィンドウ・タイトルで
そこに、サイト、領域の各表示と、ユーザー名、パスワードの各入力欄、
それから、「このパスワードを保存する」というチェック・ボックスが表示される。
AuthName とは、このBASIC認証用ウィンドウでの「領域欄」に表示される内容を指定するためのものである。
単にログインする領域を識別するために表示されるので、中身は何でも構わない。
AuthUserFile がパスワードファイルを示していて、
何対かのユーザー名と暗号化されたバスワードからなっている。
Require には、ユーザー名を列記したりもできるが、
最も簡単なのは、「valid-user」と指定して、
パスワードファイルに記載されている全ユーザーを対象とすること。
このような内容の
.htaccessファイルを
認証を掛けたいディレクトリに置くだけで、
ブラウザが用意している認証用ウィンドウが表示されるハズである。
但し、まだパスワードファイルを作ってないので、ログインはできない。
では次回はパスワードファイルの作成方法についてとしよう。
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20:51
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