突然の依頼で入院患者が舞い込んできた。
TOSHIBA のノートPCで Dynabook MX/190DR。
純日本産のPCである。つまり、日本で買ってきた、日本語キーボードの日本語OSのPC。
問題の現象は WindowsXP Professional SP2の起動時に WindowsXPのロゴの画面から先に進まない、ということである。
この手の問題可決は、まずセーフモードで起動できるか確認してみるのが常套手段である。
PCの電源投入直後に[F8]キーを押す。
すると「Windows 拡張オプション メニュー」になる。
いくつかのオプション選択肢のうち、先頭の「セーフ モード」を選択してみる。
セーフモードで起動してくれたので、ディスクの取り出し作業等のハードウェア的な治療は要らない模様だった。
依頼者からのお話しを聞くと、夕べ(14日)自宅でPCを使った後、今朝(15日)、会社に持って来て立ち上げようとしたら
この現象が出たそうである。最近、新しいソフトをインストールしたりしたことはない、ということだった。
先ずは原因を調べるために、Administrator でログイン後、
「管理ツール」の「イベント ビューア」で昨日からのログを調べてみる。
すると、夕べ(14日)、以下の三つのパッチ
- JView Profiler用セキュリティ更新プログラム(KB903235)
- Windows XP用セキュリティ更新プログラム(KB901214)
- Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(KB890830)
がWindows Update Agent により自動的にインストールされており、
今朝(15日)が、その後始めてのブートだったようだ。
ログを見る限りは、三つともインストールは成功と記録されている。
カテゴリー:
Windows
23:08
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