『
MTバックアップ(2) 「Shift + クリック」』の続き。
問題提起していた
「具体的にバックアップをとる際に注意すべき点が見つかった。」
について。
前述のとおり「Shift + クリック」で新規ウィンドウでテキストデータを
表示させるだけではバックアップにならないので、
このテキストデータの保存方法を検討する。
この場合の保存の方法として、いくつかの方法が考えられるが、
ここでは大きく分けて2通り、細かく分けると3通り考えられる。
以下の説明は、とりあえず、Microsoft Internet Explorer を使っていることを前提とする。
第一の方法は、上記の様にはデータを表示させず、リンク上にマウスカーソルを合わせて
右クリックから、「対象をファイルに保存」する方法である。
第ニの方法は、上記のとおりテキストデータを表示させた後、
(2-A)メニュー「ファイル」から「名前を付けて保存」をする方法と、
(2-B)表示されたテキストデータを他のテキストエディタにコピー&ペーストする方法である。
問題はこれら3つの方法により、ファイルの内容に違いが出てくるという点である。
第一の方法で保存してみると、「ファイルの種類」も自動的に判断され「Text Document」となり、
このブログの実際の例でいくと、漢字コードがEUCに、行末コードがLF となっている。
また、保存されたファイルをエディタで開いてみても、このファイルにはHTMLのヘッダー等は含まれていない。
(2-A)の場合、これが実のところ結構問題である。
メニュー「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択し、「Webページの保存」ウィンドウを開いた際、
「ファイルの種類」欄のディフォルト値が「Webページ、完全(*.htm;*.html)」になっている。
そのままの設定で、ファイルを保存してしまうと、出来たファイルには
自動的にHTMLのヘッダーとフッターが含まれてしまう。
加えて、「<」 や 「>」 が 「<」 や 「>」 に自動的に変換されてしまっている。
(2-B)の場合、例えばエディタとしてWindows付属のメモ帳を使用すると、漢字コードがSJISに、行末コードがCRLFになってしまう。
今の段階ではリストア試験を行っていないので、断定はできないが、
私自身は今のところ、第一の方法、つまり、リンク上にマウスカーソルを合わせて、
右クリックから、「対象をファイルに保存」する方法を用いてバックアップを
行っている。これから、実際にリストア試験を行ってみる必要がある。
カテゴリー:
MTバックアップ
22:14
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