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2005年5月29日 - 2005年6月 4日
昨晩はJBC(Japan Bio Community)「研究支援ビジネス」と題したフォーラムが開催された。私は音響係としてちょこっとお手伝いさせていただいた。
今回のフォーラムは、バイオ業界の研究支援ビジネスに関わるパネリスト4名、
新井芳明さん(Tomy Digital Biology)、竹花美博さん(PharmaCrafters) 、八木博さん(IMAnet)、桝本博之さん(B-Bridge) の方々にスピーカー兼パネリストとして参加していただくというもの。
フォーラムの流れとしては、まず第一部としてパネラー4名の方それぞれから約15分ずつのお話しをしていただき、次に第二部は、会場からの質問にパネラーの方々が答えてゆく形式。そして、第三部として、いわゆる二次会が深夜まで続いた。今回の進行担当だった鶴下さんによると、第一部、第二部が前座でこの「二次会」がこの会の真の目的だそうである。(笑)
お話しの内容は、コンサルタント、社長、人材派遣業というそれぞれの立場からコンサルタント先の失敗事例の紹介、起業経緯などについて。もちろんバイオ業界の話しではあるももの、その価値はバイオの世界に限定されるものでなく、起業や経営という観点からは他業種にも通ずるところが多々あり、SVJENで取り上げてもよいような内容であった。一種のケーススタディーとして私にはとても興味深かった。
JBCではすでに次回フォーラムも企画している。次回は、バイオ業界最大のイベントBIO-2005の終了直後の6月24日(金曜)である。ご興味のある方は是非どうぞ。
カテゴリー: JBC/LSJ 15:51 | コメント (0) | トラックバック (2)
「Binar」って言葉、知ってますか? 多分知らないでしょう。だって私がたった今作った言葉だから。
なんでこんな言葉を持ち出したかと言うと、ウェブをブラウズしていて、「Webinar(ウェビナー)」という言葉が気になったからである。 日本語ではまだ市民権を得たとは言えないと思うが、英語ではIT系でないウェブページにも使われていることがあるので、結構浸透してきているのかもしれない。
この言葉、それほど新しいわけでもなく、例えば、こちらのページでは、既に2003年の1月の時点で、この「ウェビナー(Webinar)」という言葉が解説されている。このページから言葉の定義を引用させていただくと、
ウェビナーはWeb上で開催されるバーチャルセミナーのことです。言葉どおり、ウェブ(Web)とセミナー(seminar)を組み合わせた造語です。特にWebのインタラクティブ性や、さまざまな形式のマルチメディアコンテンツの利点を生かした、オンラインセミナーのことを「ウェビナー」といいます。ということである。
「Blog(ブログ)」という言葉は、「WebLog」が略されて、先頭の「We」が抜け落ちて「Blog」となったと言われている。そこで単純に、では「Webinar」は略されて、先頭の「We」が抜け落ちて「Binar」ってなるのでしょうか。個人的には多分そうはならないと思うけど。
今回はちょっと言葉遊びをしてしまったが、今後も「Web〜」という新しい言葉とか、それが転じて「B〜」となる言葉は生まれるのでしょうか。 皆さん、どう思われます?
カテゴリー: 技術関連情報 11:40 | コメント (2) | トラックバック (0)
CNET Japanの有名ブロガー江島健太郎氏のブログに「ついにビザを入手」というエントリーがアップされている。
実は江島さんとは、このエントリーにも書かれているとおり、2004年3月に行われた第一回JTPAシリコンバレーツアーの際に、お互いにサポートスタッフとしてご一緒させていただいている。その時は、バスの中で隣に座っていろいろお話しさせていただき、今となっては懐かしい NEC PC-8001 やら PC-6001 についてとか、アセンブラでのプログラミングについてとか、お互いの昔話しに盛り上がってしまったこともあった。お話しさせて頂いて、つくづく鋭い感性と高いタレントの持ち主だと感じた。
その当時は、もうすぐ江島さんがシリコンバレーに赴任されるということで、その様子をブログでもリアルタイムでレポートされていたが、結局、ビザの問題が残念な結果に終わってしまい、その後のこの件に関するエントリーはアップされていなかった。今回のエントリー「ついにビザを入手」では、その謎の部分についても触れられている。
ここで述べられているビザ取得にいたる経緯は、正に壮絶といえるほどの涙ぐましいものである。 これを読ませて頂いて私も数年前の冬の2月、カナダのトロント米国大使館前に、午前2時から、氷点下20度の中、並んで待ったことを思い出した。(当時は、自国以外、つまり日本人の場合は日本以外の米国大使館でのビザ発給が可能であった)
ビザ取得に関しては、大半の方が何らかの苦労話をお持ちなのが実情だと思う。ただし、内容が非常にシビアなので、なかなかその実体験がブログなどで公表されることは少ないと思う。そのような意味からも、この江島さんのブログは価値あるエントリーではなかろうか。
それにしても、江島さん、本当におめでとうございました。シリコンバレーにいらっしゃれば、時々お目にかかることもあると思うので、その際はまたいろいろご指導ください。
カテゴリー: JTPA 19:26 | コメント (2) | トラックバック (0)
昨夜、JETRO/BIC で第1回ネットワーキング・パーティーなるものが開催されたので出席させていただいた。
まず、JETROとは、「Japan External Trade Organization」のことである。その中でも、BICとは、「Business Incubation Center」の頭文字であり、2000年9月から日本企業のシリコンバレーでの起業活動支援を目的に設立されたJETROの一機関で、サンノゼのダウンタウンの一角にある。
ここの会議室はシリコンバレーの日本人のいろいろな活動にご提供して頂いており、例えば、SJVENのラウンドテーブルやシリコンバレー大学間連携会議など、私は、月に2〜3回もこのJETRO/BICに行くことがある。非常にありがたいことである。
今回のこのパーティーは5年目を迎えたBICを色々な面でリニューアルすることのお披露目と多くの関係者のより深く広いネットワーク作りを目的に行われたようである。会の名称に第1回とあるので、もしかしたら今後も定期的に行われるのかもしれない。
リニューアルの一環として、組織の名称も「Business Incubation Center」から「Business Innovation Center」へ変更されるそうである。しかし、略して書くとどちらにしてもBICであることには変わりないのだが。
この会には昨年帰任された前任ディレクターの方も特別に参加され、現ディレクターの星野氏はこれを「仮面ライダー1号、2号」と紹介されていた。:-)
私も今までに知らない各方面の方々と会うことができて有意義な会であった。今後も第2回、第3回と続けていただければと思う。
シリコンバレーでのネットワーキング・パーティーというのであれば、JTPA3周年パーティーももうすぐ開催されるので、そちらもよろしく。
カテゴリー: JETRO/総領事館 15:11 | コメント (0) | トラックバック (0)
以前『Movable Typeのアーカイブ(4) 「週別アーカイブ」』で触れたとおり、このブログでは、「週別アーカイブ」も作成されるように設定してある。
加えて、その「週別アーカイブ」に対するリンクを張るために新たに「週別アーカイブ一覧」というページが構築されるようにテンプレートを追加しているが、それについて少し解説してみたい。
ご覧のページの右側の「アーカイブ」セクションの最下に「週別アーカイブ一覧」というリンクがある。 このリンク先のアドレスは、「http://www.skymerica.com/blog/yotsumoto/WeeklyList.html」となっており、日付毎のアーカイブやカテゴリー毎のアーカイブの様に、格納するアドレスがエントリーによって変化することはない。このように格納アドレスが固定される場合は、インデックス・テンプレートに登録するとよい。
具体例でいくと、この「週別アーカイブ一覧」を実現するためにテンプレート管理画面の「インデックス・テンプレート」セクションに新たなテンプレートを作成した。「テンプレートの名前」欄に「週間アーカイブ一覧」、「出力ファイル名」欄を「WeeklyList.html」としている。「テンプレートの名前」欄は何でもよいのだが、自分でわからなくなるといけないのでこのような名前にした。ここで設定した「出力ファイル名」欄の値が、ブログサイトのURL、つまりこのブログでは「http://www.skymerica.com/blog/yotsumoto/」、からのパス名となる。
では、テンプレートファイルの中身は、というと実際は長いのだが、
実質的に週間アーカイブへのリストを作っているのは、
<ul class="ArchiveList">
<MTArchiveList archive_type="Weekly">
<li><a href="<$MTArchiveLink$>"><$MTArchiveTitle$></a></li>
</MTArchiveList>
</ul>
と、わずか5行である。
簡単に解説すると、「<MTArchiveList archive_type="Weekly">」で、週間アーカイブのリストを出力するように指定し、その2行後の「</MTArchiveList>」までの間に、週間アーカイブのリストが出力される。
「<$MTArchiveLink$>」が週間アーカイブへのリンクアドレスなので、それを「<a>」タグて指定し、それを「<$MTArchiveTitle$>」でタイトル表示しているだけである。
表示の形式はスタイルシートで変更できるが、これはついてはまた別のブログで。
最後に、画面右側を表示するテンプレートの中で、
<a href="<$MTBlogURL$>WeeklyList.html">週間アーカイブ一覧</a>というリンクを追加すれば完了。ここの「<$MTBlogURL$>」がブログサイトのURLを現している。
このように、週間アーカイブを実現するのは、非常に簡単である。
カテゴリー: MTアーカイブ 14:04 | コメント (0) | トラックバック (0)
『JTPAセミナー「CJKV 日中韓越情報処理」(20050527)』の続編。
このセミナーについてのレポートブログがいくつか上がっているようなので、それについて。
ブログの世界では当たり前なのだろうが、このようなオフラインのセミナー後に、アフター・セミナーというか、オンラインで議論や情報交換ができるのが嬉しい。
ではまず、上田嘉紀さんの「JTPAセミナー報告」から。 上田嘉紀さんの記事では、非エンジニア向けの文字コード(Shift-JIS、JIS、EUC)についてや、文字化け問題についてのコメントがある。
ちょうど、ここに挙げられているように、私のブログと上田さんのブログ、正確に言うと exciteブログ(exblog.jp) とは「トラックバックの文字化け」でも述べたとおり、相性がわるく、トラックバックが文字化けする。最近はソフトを使う側は文字コードに関して無視できるようになってきてはいるが、現実の世界では、どうしてもこのような問題が起こってしまう。その意味では文字コードに関する知識もやはり重要である。
また、上田さんはこのブログにわざわざ私の記事について追記していただきまして、それによると私も相当に「濃い人」に分類されているようだ。(笑)
それから、上田さんブログで紹介されている kazamaさんの「Cafe Babe」。 公演内容を見事にまとめておられる。 これによると、kazamaさんは講演者であった Ken Lunde氏の本を、英語の原著と日本語訳2冊づつの計4冊をお持ちだということだ。 今回、初めて伺わせいただいたブログだが、鋭いご指摘をされているので、今後、他の記事を拝見させていただいて、いろいろ勉強させていただこうと思う。
この様に、このセミナーは内容が内容だっただけに、業界のスゴイ(濃い?)方がお集まりになられたのではないだろうか。主催者側のスタッフとしては嬉しい限りである。
ということで盛況だった今回のセミナーに引き続き、次回の日米同時セミナーも今回に負けないくらいの企画にしてみたいと思っている。乞うご期待。
カテゴリー: JTPA 10:55 | コメント (0) | トラックバック (0)
先日、とある会社のVPNの設定のお手伝いをしたので、今回のブログはそれについて。
まず、VPNとは Virtual Private Network の頭文字からきている。 従来この言葉は電話回線(音声通話)で利用されてきていたが、最近は、インターネット経由でデータを暗号化することにより事務所間を専用線のごとく繋いだり(Site to Site VPN)、または、自宅や出張先のノートPC等から、オフィスにあるファイヤーウォール(ルーター)を通過して会社内のサーバーにアクセスしたりする場合(Remote Access VPN)によく使っているようだ。
その会社は、ファイヤーウォール・ルーターとして SonicWall という会社の TZ 170 という製品を使っていた。 SonicWallは日本でも販売されているのでこれを読んでいる方でSonicWallを使っていらっしゃる方もいるかもしれない。
この製品の25ユーザ版には、VPNクライアントのライセンスが1ライセンスついているのだが今までそれを使っていなかった。それはもったいないということで、これをきちんと設定してVPNがつかえるようにしようということだった。
では、実際のセットアップ作業となるのだが、その方法を調べるのがひと仕事である。 もちろん、製品のマニュアルを隅々まで読めばできるのだが、それでは時間が掛かりすぎるので、ちょっと虎の巻を探してみる。 すると、「SonicOS Standard: Configuring GroupVPN for Global VPN Clients」というドキュメントがあった。 残念ながらこれは英語のドキュメントで、この日本語訳はまだ出ていないようだが、これをみればTZ170本体側のVPNの基本的な設定方法がわかる。
クライアント側については、「SonicWALL グローバル VPN クライアント 2.1J 管理者ガイド」という日本語のドキュメントがあるのでそれに従えばよい。
基本的に、クライアント側では何もしなくてよい。ソフトをインストール後、入力した内容と言えば、TZ170本体のインターネット側のIPアドレスと、あとはユーザーIDとパスワードぐらいであった。
SonicWALL の VPN は結構よくできて、細かな設定、例えば暗号化方式の指定などはクライアント側で設定する必要がなく本体側から自動的に情報が取得され、それに従ってうまく動作してくれるようである。後で実験してみたが、いわゆるNAT越えも問題なかった。
カテゴリー: VPN/Firewall/NAT 14:47 | コメント (0) | トラックバック (0)