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2005年5月 1日 - 2005年5月 7日
昨日は2つの会合に参加した。
わたしには、鹿児島大学シリコンバレーオフィス研究員という肩書きもあるので、それに関連したものとして、シリコンバレー大学間連携会議という組織に加わっている。これは、シリコンバレー周辺の大学関係者と地方自治体関係者が定期的に集まり、大学経営、産学連携、シリコンバレー研究等について勉強会と情報交換を行うもの。昨日は、その定例会といったところ。
もう一つは、SVJENのボランティア・ミーティング。これは、SJVENのボランティア スタッフが定期的に顔を合わせ、今後の活動計画の確認や問題点の解決をしてゆきましょう、という集まり。昨日は、参加人数がちょっと少なかった。それでも、今後ボランティアをなさってくれるという新しい方々にも来ていただいた。そのため、昨日のミーティングでは新しい方々へのSVJENの活動内容についての説明があった。これはこれで、自分にとってもSVJENの活動の内容の再認識となった。
カテゴリー: JUNBA , SVJEN 11:57 | コメント (0) | トラックバック (0)
今回の問題HDDに入っていたOSは Windows XP Home Edition だったのだが、ここでさらに注意点がある。
レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法のパート2にあるとおり、「Windows XP Home Edition でAdministrator としてログオンする場合、最初に Windows XP Home Edition をセーフ モードで起動する必要がある。」ということである。これに従わないと、レジストリ・ファイルのバックアップが記録されている「System Volume Information」というフォルダにアクセスできない。
詳しくは、System Volume Information フォルダへアクセスする方法にあるとおりである。私の場合は、この中の「NTFS ファイル システムを使用している Windows XP Home Edition での Cacls の使用」の項目で紹介してある方法に従った。また、この作業はハードディスクをノートPCに接続し直してから行っている。
それから、先ほど参照したレジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法のパート3の処理を行う。この際、もう一度ノートPCから新規ハードディスクを外して、ディスクトップPCのWindows2000のDドライブとして接続してからアクセスが可能になった System Volume Information フォルダの下にある、最新のレジストリ・ファイルを\Windows\System32\Config フォルダにコピーする。
最後に、ハードディスクをノートPCに接続し直して、これで修復完了のハズ。電源を入れてみると、無事、Windows XP が起動してくれた。途中、いろいろあったが、どうにか一件落着である。
こうやって、区切りのいいところで1日分として、ブログにまとめてみると結局第10話という長編になってしまった。また、途中非常に長く見苦しいタイトルのブログの日もあったが、それは、同じ問題で悩んでいる方に少しでも参考にしていただきたいために、あえて、タイトルにエラーメッセージなどをそのままの表現で入れさせていただいた。お見苦しいとは思うが、ご了承いただきたい。
カテゴリー: HDD復旧 11:04 | コメント (1) | トラックバック (1)
問題解決のために、例のごとくGoogle等で検索をしてみると、「起きない PC」という題名のブログが発見できた。このブログを書いた方の場合も私の場合と全く同じ状況であった。この問題は私だけではないことがわかってちょっと安心かと思ったら、このブログには、根本的な解決策が記載されていなかった。
往生際の悪い私は、もう少し粘ってみることにした。まず調査したのが、「lsass.exe」とは何者か、ということだった。いくつかの文献を読んでみると、雰囲気として、WindowsXPのセキュリティー的に重要なファイルの矛盾や改竄をチェックしているような感じだった。
WindowsXPの場合、\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\ フォルダの下に、SAM, SECURITY, SOFTWARE, DEFAULT 等、SYSTEMファイル以外にも重要なファイル(レジストリ ファイル)が存在する。この段階で、初期状態のファイルに書き換えたのは、SYSTEMファイルだけであり、これにより、他の重要ファイルとの間で矛盾が生じてしまったのではないかと考えた。そこで、SYSTEMファイルだけでなく、残りの四つのファイルも、同様に、バックアップをとり、\windows\repair\ フォルダからコピーしてくることにした。
ここで、また、別の問題が生じた。先ほどは問題なく入れた WindowsXPの回復コンソールが、Administratorのパスワードを尋ねてくるようになったのだ。結果的にこの問題は解決できず、回復コンソールからのオペレーションをあきらめて、ノートPCから新規ハードディスクをまた外して、ディスクトップPCのWindows2000のDドライブとして接続してから作業を行った。
後の調査で見つかったのだが、具体的なオペレーションの方法として、ちょうど、「レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法」にあるとおりである。また、このページの注意事項にも 「5つのレジストリ ハイブすべてを置き換える必要がある」と書いてある。
カテゴリー: HDD復旧 13:49 | コメント (0) | トラックバック (0)
『ハードディスクのデータ・リカバリー(HDD復旧作業) (7) 「Windows XP 回復コンソール」編』の続き。
CHKDSK コマンドでファイルシステムの修復をしても現象が改善しないということは、\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMファイルが完全に壊れているということになる。
それではということで、Google等で検索してみて『「\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM」が存在しないか壊れているため起動できない』と言うページが見つかったので、これに従って作業してみることにする。
簡単な作業の流れとしては、WindowsXPの回復コンソールにおいて \WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMファイルのバックアップをつくり、\windows\repair\system と言うファイルに置き換える。 すると、WindowsXPが起動するようになるので、その後、システムの復元用に記録されているSYSTEMファイルを「\System Volume Information」フォルダ下からリストアする、という手順である。
実際に手順に従い、\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMファイルのバックアップを作った後、\windows\repair\system と言うファイルを、\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\ディレクトリにコピーするところまでは、問題なく進むことができた。これでリブートすれば、WindowsXPが起動するはずである。
システムを起動しなおしてみると、確かに、先ほどまでは表示されなかった WindowsXP のロゴが表示されるようになった。 これで、残りを手順に従って作業すれば終わるだろう、と思っていると、いきなり、
lsass.exe システムエラー パスワードを更新しようとしたときに,このリターン状態は現在のパスワードとして指定した値が正しくないことを示します
カテゴリー: HDD復旧 01:41 | コメント (1) | トラックバック (0)
『ハードディスクのデータ・リカバリー(HDD復旧作業) (6) 「セクターtoセクター」編』の続き
問題HDDから新規HDDへの、セクターtoセクターのコピーも無事に終了したので、さっそく新規HDDをノートPCに装着する。 ノートPCの電源を入れてみると、ハードディスクにアクセスにはいくのだが、すぐに、
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
問題HDDを、ディスクトップPCのWindows2000のDドライブとして接続して、\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM と言うファイルを取り出そうとするが、途中エラーでコピーできない。よりによって、システム・ハイブとよばれる最も重要なファイルが壊れてしまっているようである。
新たにノートPCに装着したハードディスクも、セクターtoセクターでコピーしたままであるので、新規HDDのファイルシステムは、論理的に壊れている可能性があった。
そこで、まず WindowsXPの起動CDから立ち上げて、回復コンソールを起動し、CHKDSK コマンドを実行してみる事にした。詳しくは、マクロソフトのサポートオンライン「Windows XP 回復コンソールについて」が参考になる。
回復コンソールのコマンドプロンプトから、
CHKDSK /R
CHKDSK コマンド実行後、\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMファイルも修復され、WindowsXPが起動してくるかもしれない。少しだけ期待しながら、ノートPCをリブートしてみたが、結果は同じであった。
カテゴリー: HDD復旧 09:46 | コメント (0) | トラックバック (0)
『ハードディスクのデータ・リカバリー(HDD復旧作業) (5) 「データ取り出し」編』の続き
データとしては一応復旧できたが、最終目標としては、ノートPCが元通りに使えることである。 問題HDDと全く同じ型番の新しいHDDも手元にあるにので、それらのハードディスク間でセクターtoセクターでコピーできるツールを使って、問題HDDの内容を丸ごと新規HDDにコピーする。
セクターとは、ハードディスクの最小データの読み書き単位で、通常512バイト。 今回の 60GBのハードディスク Fjitsu MHT2060AT の場合で、117210240セクターである。 数字を羅列するとピンとこないが、これって、約1億2千万セクターである。
コピーにあたり、デスクトップPCのIDEインターフェースのプライマリにマスター・ディバイスとして問題HDDを接続する。 それから、新規HDDをセカンダリにマスターとして接続する。 両方とも、変換コネクタを使っての接続である。 この接続の際、反対に接続してしまうと、何もデータが入っていない新規HDDの内容を、問題HDDへコピーしてしまい、データを全部消してしまうことになるので、最新の注意が必要だ。
その後、MS-DOSのフロッピーからツールを起動し、コピーに取り掛かる。 実際のコピー作業には、約12時間ほどかかった。
時間はかかったが、ハードウェア的には別段エラーもなくコピーは終了した。 この新しいハードディスクをノートPCに装着して、これで一軒落着、めでたし、めでたし、というハズであった。
さて、その後の経緯と、悪夢のWindowsXPの復旧については次回のブログで。
カテゴリー: HDD復旧 02:22 | コメント (0) | トラックバック (0)
この週末は、ある知り合いの会社の引越しを手伝っている。
今まで2つに分かれていたオフィスを共に引き払い、新しい大きな一つのオフィスにまとめる、というもの。私のお仕事は、サーバールームの機器の接続とネットワーク全般の設定変更のお手伝い。
この手のオフィス統合では、ネットワーク的に、どのように統合するかが問題となる。サーバーも二つのオフィスにあったものを、同時に走らせる必要があるし、また、IPアドレス等も別々に割り振られていたので、これらについても同様である。
その他、トラブルとしては、床下の電源が来ていなかった。 床下といったのは、サーバールームがいわゆる「フリー・アクセス・フロア」になっているから。 床下に新たに導入した電源が動作していなかったのだ。 週末という事もあり、復旧に時間がかかってしまった。 この手のことは、事前に調査を行っておく必要がある。
カテゴリー: 技術関連情報 11:47 | コメント (0) | トラックバック (0)