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2005年5月25日
昨晩は、SVJEN の 第12回ラウンドテーブル「起業家の心得」 があった。
今回の講師は、校條 浩(めんじょう ひろし)氏。 校條さんはSVJENのボード・メンバーも務めておられる方で、現在はベンチャーのコンサルテーションやベンチャーキャピタリストとしてご活躍中である。
従来ラウンドテーブルは講師の一方的な話しではなく、参加者もどんどん発言や質問をする、いわゆるインターラクティブな形式で毎回進められている。
今回もこれを踏襲し、校條さんがプレゼンの方向性を示した後、会場から出てきた話題に応じて、用意されていたプレゼン資料を表示し、それについて校條さんなりの見解を述べたり、別の参加者からの意見を募ったり、という形で約2時間にわたり行われた。
ラウンドテーブルは起業家どうしが本音で語り合えるようにと、内容は原則非公開となっている。 このブログでは特別に、今回のラウンドテーブルのさわりをちょっとだけ紹介させていただく。
まず校條さんのプレゼンは、なんと上方落語のお話しから始まった。正確に記録してきたわけでないので、あくまでも私の不確かな記憶ではあるが、内容的には、
「現在の上方落語が繁栄しているのは、落語家が芸を磨き面白い話しをして、そしてお客さんがそれにお金を払っているから。 決してお客さんが上方落語文化を育成しようとは思っていない。」これを校條さんなりに上方落語をシリコンバレーに置き換えて、
「現在のシリコンバレーが繁栄しているのは、起業家が売れる商品(サービス)を開発して、そしてお客さんがそれにお金を払っているから。決してお客さんがシリコンバレーを育成しようとは思っていない。」概略はこんな感じ。
要は、起業家たるもの、お客がお金を払ってでも欲しがる商品やサービスを開発すること。
落語を聞いてくれるお客がいなければ、それがいくらすごい芸でも意味は無い。
商品を買ってくれるお客がいなければ、それがいくらすごい技術でも意味は無い。
ということでしょうか。
こんな雰囲気で、議論が続いた2時間であった。
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